朝、ねこ達のトイレ部屋を掃除していたら、リビングから騒ぎ声が。
「フギャ~!フギャアアア~!」とタン子のわめき声。
…またか。と、掃除の手を止めてリビングに向かおうとした。
すると、みのちゃんの寝室から、ももちゃんが「タッタッタッタッタッ」と軽快な足取りで出てきた。
タン子が騒いでいるので、ももちゃんも様子を見に行くらしい。
リビングでは、やはりグーグーがタン子に嫌がらせをして、タン子が椅子の下に隠れてギャーギャー怒っている。
タン子もタン子で、いつも大げさに騒ぎすぎではある。
わたしの姿を見るとグーグーはベランダに逃げようとする。
怒られるとベランダに出されるのはお決まりのパターンだからだ。
ももちゃんは、そんな様子を「スンスン」と鼻を鳴らして見ていた。
グーグーが外に出されると、一件落着。
ももちゃんも再び「タッタッタッタッ」と部屋に帰って行った(みのちゃんがまだ寝ているので)。
いつもご苦労なことだ。
何か騒ぎがあると、軽快な足取りで登場するももちゃんだ。
「タッタッタッタッ…」と。

思えばももちゃんは、あれで一応警備の仕事をしているのかもしれない。
「犬のおまわりさん」の歌を思い出す。
歌の中の犬のおまわりさんも、困ってばかりだよなあ…。
みのちゃんが起きるまでそばにいるのも、みのちゃんを守っているのかなあ。
でも、知らない人がうちに入って来ても、ねこ達と同じように隠れてしまうけどなあ。


コメント