この前、晩ごはん作るのサボって「餃子の王将」に行った時のこと。
みのちゃんがメニューを見ながら、あれもこれもと注文している。「そんなに食べられないよ。」と言うと、「あまったら持って帰ればいいやん。」と言って、中国人のリンさん(名札にリンと書いてあった)に、「タッパください。持って帰るんで。」なんて言ってる。
前にもどこかでタッパください、言ってたな。ちょっと恥ずかしかった記憶がある。今日も言ってる…まぁいいや。
パパにお持ち帰りの、袋に入った餃子と麻婆豆腐を早々と運んで来てくれた。中をチェックすると、これは何だろう? 四角い容器にキュウリがちょろっと。
「え、もしかしてカッパ? みのちゃんがタッパなんて言うから!リンさんが!」
「そんなの頼んでない。リンさんに言う。」
「いいよ、いいよ、パパに食べさせたら。リンさんが気の毒だ。」
そして、私があらためて「この食べきれなかった分、持って帰るから容器をください。」と、リンさんに言ったことだった。わかりやすく。タイミングも今だろう。最初からタッパくれ、だなんて。

カッパはキュウリの中華甘酢炒めみたいなのだった。みのちゃんがメニューを確かめたが、そんなのなかった。あるとしたら、カッパを頼むわたし達っていかにも「通」みたいじゃないか…。
リンさんが厨房に「カッパ」を通したことで厨房に小さな混乱はなっかただろうか。それにしてもこの量、漬物の量だ。168円。
帰宅して、間もなく帰ってきたパパに「餃子の王将セット」を出した。「カッパ」も何も言わずよろこんで食べてた。

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