わたしはプロ野球に興味がないので、今回のWBCの侍ジャパンのメンバーは知らない人が多かった。
若い20代の選手が多かった。世代が変わったんだね…。
顔を知っているのはダルビッシュと大谷翔平、それと最寄りの地下鉄の電車に姿が描かれている吉田正尚くらい。(沿線にほっともっとフィールドがあるので)
でも、準決勝と決勝戦は真面目に観戦したから、だいたい顔は覚えることができた。
準決勝日本VSメキシコ戦で、4回に3点を奪われてベンチで泣きそうな顔をしていた佐々木朗希21歳の事が、なんだか気になった。(その3点は吉田がホームランを打って同点に追いつき、結局サヨナラ勝ち!良かったね…)
「朗希」ってなんて読むのかしら…と難しく考えていたら、そのまま「ろうき」だった。へえ~。
見た目ひょろひょろしているのに令和の怪物なんて言われている。へえ~。

勝手に毎週録画されている番組「情熱大陸」に「佐々木朗希」とあったので、きょう観てみることに。(WBCの前に観ればよかった…)
すると彼は陸前高田出身で9歳の時に東日本大震災に遭っていた。
津波でおとうさんとおじいちゃんとおばあちゃんを亡くし、家も流されたそうだ。…そうだったんだ…。
9歳と言えば、わたしの孫が今9歳である。パパとわたしらジジババが死んでしまうということだ。
小学校で授業を受けている最中に地震が起き、走って津波から逃げた高台で兄弟3人会えたけれど、おかあさんに会えたのは翌日だったそうだ。どんなに不安で恐ろしい思いをしただろう…。その後も辛い現実を目の当たりにしていくのだから、心の傷は深く大きいに違いない。
それでも9歳は、大きなショックを受けても育っていく。悲しみの中でもご飯を食べ、友達と遊び、学び、ぐんぐんと育っていくだろう。
彼が「地震がなかったら、今頃どんな生活だったかな。野球選手になっていなかったかもしれないし…」と、震災で人生が大きく変わったと言った。
そりゃあね…若い33歳のおとうさんには生きていて欲しかったけれど、代わりに大きな物を与えられたんじゃないかな。…画面に映る陸前高田の空に、おとうさんとおじいちゃんおばあちゃんのニコニコしている顔が、わたしには見えるようだったわ。
佐々木朗希と鈴木一朗って、名前の雰囲気が似ているなあ…と思ったら、顔もなんだかイチローの若い頃に似ている。阪神淡路大震災の後、優勝したあの頃のイチローに。
わたしは野球にそんなに興味はないし、よくわからないけれど…。遠くから見守っていきたい人のひとりに出会った気がする。佐々木朗希21歳…これからどんな人生を歩み、どんな人物になっていくのかしら…と興味がわいたから。(どんなお嫁さんをもらうかしら…)
WBC、日本優勝。観て良かった。


コメント
久しぶりにコメント書いてます。いつも楽しく見てます。犬の事や食の事いろんな事が今の私にはまること多くてイラストですぐに想像できて声だして笑う事もあるよ😄
今回は野球好きな私はWBCにどはまりしていて今はちょっとロス状態💦
佐々木朗希くんに関して、私も情熱大陸見てて泣いたぁ。本当きっとお父さんたちが空から見てくれてたよね〜。これからずっと見守って応援していこうって決めた。
ちなみに息子2人とも高校までは野球してたんだけど、ヌートバーくんや大谷くんみたいな息子がほしいと言って呆れられてます。
これからもブログ楽しみにしてます😊