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ビュッフェで性格が出る

食のこと

 先日の、みのちゃんの休日の話の続き。

早朝散歩の朝活(?)をしたわたし達は、朝食と昼食を兼ねたランチ(ブランチね!)を食べに行くことに。

ホテルのビュッフェ式ランチ…ここは久しぶりに訪れる。コロナで長期間、ビュッフェスタイルが中止になっていたから。

午前11時過ぎ、ホテルのロビーに入ると、バカンスを楽しむ宿泊客のファミリーらが。「ラッシュガード」とかいうのを着て帽子をかぶり、小さい子どもは浮き輪を持ってうろうろしている。

たしか…レストランの外にプールがあったはず…そこで遊ぶのだな。…大きめの子どもはそこでは物足りないのだろう、最寄りの海水浴場へ連れて行かれる様子。

地元民のわたし達は、そんな他人の夏のバカンスの雰囲気を感じながら…食事だ。

来る前に、朝ドラマ「らんまん」の後の「あさイチ」で、綾瀬はるかが南仏を訪れ、そこで手作りタルトタタンを食べているのを観た。「うう~ん…おいしそう…!」りんごを煮て焼いてキャラメリゼされたタルトタタン…食べたーい!

そこでわたしは、今回のビュッフェでは「スイーツを中心にセレクトしよう…」と考えた。お料理をメインにするとお腹がいっぱいになって、いつもデザートはそんなに食べられない。胃袋には限界がある。どうでもいい物で満腹にならないようにしよう…と心に誓い、やって来たのだ。

ビュッフェコーナーには残念ながらタルトタタンはもちろん、アップルパイ系のお菓子は無かったが。モンブランや抹茶ロールケーキ、いちごのタルトなどを早々にお皿に乗せた(どれも1口大)。…それと、スイカ、メロン、パイナップルなどのフルーツ!

…しかしながら煩悩の多いわたしは、一通りのお料理を前にするとやはり…スルーしてしまうことはできず…。熱々の明石焼きや天ぷら、エビフライにも手を出した。

わたし達は、料理をひと通りテーブルに並べ…やっと椅子に腰かけた。

みのちゃんは、焼きたてのステーキを2皿も。そういえばステーキ実演の列に並んでいたっけ。そして、驚いたのは明石焼きを、ちゃんと出汁と器を分けて取っている。天ぷらも、天出汁に大根おろしを忘れていない。…わたしは明石焼きに直で出汁をかけたし、天ぷらもその出汁でイケると考えた…。みのちゃんはそれを「ガサツだ」と冷ややかに言う。

また、驚いたことに香の物や梅干しなどを、小さな小皿にひとつづつ…。そこまで分けるか…?

そうそう。みのちゃんは、「食」を楽しむタイプなのだった。だから、おうちでもなるだけ見栄えするように出すし、ちまちまと小皿を使って出すことも。

それを普段しているのはわたしなのに、わたしのビュッフェの取り皿は「雑」だの「ガサツ」だと言われる始末…。たしかに、フルーツの横にペンネアラビアータなど乗せて平気な顔でいる。

だって!わたしの言い分も聞いてよっ⁈

大きなトレーに白いお皿を乗せた時点で、もう「重い」。それを左手に持ち、速やかに移動しながら右手のトングで盛っていく作業が…わたしは苦手である。みのちゃんのように器をふんだんに使うなんて余裕はない。…面倒くさいのだ。自分が食べるのだからいいではないか、と投げやりな気持ちに…。

でも、やはり…ビュッフェ式の場面で、お皿にきれいに盛れる人は素敵だし、そうあるべきだ。

わたしも今後、心がけることにしよう…。

みのちゃんはひと通りお料理を楽しんだ後、デザートを盛ってきた。

いちごのタルトが気に入ったようだった。

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