「U‐NEXTが今月いっぱい無料やから観るとよい」と、みのちゃんが言う。
最近…Netflixに飽きていたので、さっそく配信作品をチェックしてみた。
おお、「山のトムさん」も「パンとスープとネコ日和」もある!観たことあるけど、もう一回観たかったんだ~!小林聡美の、あの「かもめ食堂」のシリーズというのかな⁈ 最新の「ペンションメッツァ」はNetflixでも観られたけれども。
わたしは特に「パンとスープとネコ日和」が大好き。Blu-rayを買って保存版にしたいくらいよ!
「パンとスープとネコ日和」は、小林聡美扮する「アキコ」が編集者の仕事を辞めて、急死した母の食堂を改装し、サンドイッチとスープのお店「sandwich ā」を始める…。そんなアキコの、日常を描いたドラマ全4話。
どうして何回も観たくなるのか…というと。
ドラマの中には、わたしの理想や憧れがいっぱい散りばめられているから。それらは届きそうで届かない、届かないようで届く…絶妙な位置にある。「夢」というほど遠いものではない…。
ミナペルホネンの洋服にダンスコの靴。北欧のインテリア。…それらがかもしだす空気感が大好き。だから何回も観て、自分の中の栄養にしようと思って…。
食に関しても、飯島奈美さん(フードスタイリスト)のお料理は、身近なメニューばかりとあって、おいしい味の想像がつく。これまた、真似しようと思えば実現可能なのだ。…努力次第ではね。
毎回観る度、映像の隅々までチェックする。この作品の作り手のスタッフは、どんな小さな些細な事象にも小道具にも…こだわりをみせているから。
毎回何かしら発見があるから、何度も観たくなるのだ。

今回観たシーンで特に「おっ⁉」と注目したのが、亡くなったお母さんの遺影コーナー。
アキコは仏壇・位牌を持たず、遺影とお花、ろうそくと線香立てだけのシンプルなコーナーを、オーディオボードの上に設けている。(それは、母一人娘一人という家庭事情の所以であろう。)
そして、なによりわたしが注目したのが、遺影の横の「誕生釈迦」仏像である!「これよ!これ!」とブッダの仏像を求めているわたしは思う。「天上天下唯我独尊」と指を掲げた誕生釈迦もいいなあ…かわいい!⤵

これは、毎回思う事なんだけれど。
アキコは、自分の「sandwich ā」という店を手伝ってくれるアルバイトの面接をして、「しまちゃん」という29歳の女の子を気に入って雇うことにした。
この「しまちゃん」が、わたしの娘「みのちゃん」とかぶるのだ…。ショートカットでボーイッシュで、学生時代ソフトボールをしていたってところも…。なんとも男前なのだ。
おこがましいが…アキコとしまちゃんが、わたしとみのちゃんのようなのだ。休日にバッティングセンターに行ったり、ねこ探しに出かけたり…。鉢植えの植物をふたりで「あーだこーだ」言って眺めたり…。
そう…骨折や腰痛の影響で、もう出来ないけれど。みのちゃんとキャッチボールしたりバッティングセンターに行ったりしてた時期があったなあ…(運動の為)。5~6年前か?
…そんな感じで親近感を覚えるドラマ。
「パンとスープとネコ日和」が大好き。
コメント