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有元葉子さんのおいなりさん

食のこと

 先日YouTubeで、有元葉子さんがお揚げさんを煮ている動画を見つけた。有元葉子の「暮らしは楽しい」yоkо’s diaryだ。

有元葉子さんは一見、上品で「マダム」って感じ。おうちも台所も…すっきりシンプルでとっても素敵。なのでわたしも、暮らしぶりの書籍をたくさん持っている。そう…憧れの存在。

でも、庶民的で基本的な料理を丁寧に教えてくれるところが…やさしい先生のよう。

今回はお揚げさん…これは必見だ。

…というのも、おうどんに入れる「きつね」を、わたしはこれまで市販の物に頼っていて、その度「う~ん…美味しくないな…」と思っていたから。それに「おいなりさん」も時々無性に食べたくなる時があるじゃない?

でも、自分で作るのは手間で面倒で、出来たものを買うことが多い。

約20分の動画を集中して観る。

有元さんは「きょうは20枚、いっぺんに煮ますよ。1度にたくさん作っておいたらいいですよ。」と大鍋を用意していた。20枚か…すごいな。冷凍しておくと色々使えていいらしい。

そして、「下ごしらえが9割です。」「面倒くさいな、と思う所を面白いな、と思って下ごしらえをするとお料理は上手くいきます。」と、やんわりとした口調で断言。

油揚げを割り箸でコロコロして、後で袋になりやすいようにする。鍋に入れてサッと油抜きをする。「冷めたら両手でこうしてね、水分を絞ります。」…動画はちょっとしたコツがわかりやすい。ふむふむ。

半分に切った(40枚になった)油揚げを大鍋に並べていく。この時、放射線状に並べるのが「コツ」だと言う。

並べながら「わたくしも、色々やり方を…どうしたらよくお味が染みこむかと…考えましたの!」なんて言っている。…なんだかとても得意げになる有元さんがチャーミング。

「この真ん中の穴の部分から、お味を入れていきます。そうするとね、まんべんなくお味が行きわたるんです!」「必ず真ん中から入れるようにしてください。」

「落し蓋をして煮て行って、時々こうしてぐ~っ!とね、上から押すんです、ぐ~っ!と。そしたらほら!ぶわ~ってなりますでしょう?これが快感があって、この動作が楽しい…!たまらなく大好きなんですね、わたくし。」

「料理は、楽しいって思いながらやるといいですよ。」と有元さん。

わたしも、たまらなくお揚げさんを煮てみたくなった。楽しげな有元さんは信頼できる。

さっそく、油揚げを買ってきた。半分の量、10枚。

メモを取らずに記憶のまま、味付けも目分量でやったので、あちこちで失敗した…。とにかく「放射線状に並べて落し蓋をぶわ~っと」がしたくて、気がせいた。…もうちょっと甘くても良かった。

有元さんが「失敗してもめげずに2回3回とあきらめないで…失敗っていいんですよ。失敗しないと上手くならない。」と言ってくれたので、めげない。

半分をいなり寿司に。ゴマと柚木の皮を入れたおいなりさん。

半分は1枚1枚をラップして冷凍しておく(うどん用)。これは便利!

これからは、定期的にお揚げさんを煮るようにしたい。

 

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