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「ブギウギ愛子はエスター」説

本・映画・テレビ

 わたしもパパもみのちゃんも、録画しながら日々楽しく観ている朝ドラ「ブギウギ」も、早いもので今月いっぱいで終了か…寂しいな。

 赤ん坊だった福来スズ子の一人娘「愛子」はいつの間にか2歳になっていた。「マミー抱っこ…」と甘える愛子。…それを演じるのは、なんと6歳の子役と言うではないか。6歳が2歳を⁈

それを知ってからというもの、子役の演技もさることながら…わたしは「撮影の仕方」に注目することになった。

極力、愛子の全身を映さない…洋服にも工夫を凝らしている。2歳にしてはひょろりと長過ぎるであろう足を隠すべく。

お庭で無邪気に遊ぶ愛子…の下半身はいつも縁側で切られカバーされる巧みなカメラワーク。一方でお庭のカタカタ手押し車が幼さを演出している。

また、居間のシーンではちゃぶ台で上半身のみを映し、愛子の子役もまた猫背気味に丸まっているようだった…すばらしい。そして恐ろしい。

…だって、ホラー映画「エスター」を連想するではないか。

少女エスターは、見た目は10歳だけれど、正体は33歳の成人女性でサイコパス殺人鬼。そのエスターを演じる女優(イザベル・ファーマン)が年相応に見えるよう、撮影を工夫したという映画だ。

わたしは「大人の女性をどうやって10歳に見せるの?」と興味を覚え…続編「エスター ファースト・キル」を観た。それこそ全身を映さないように工夫をしているようだった。後ろ姿には分身の子役を用いたり、遠近法など。

この「愛子エスター撮り」のことを、遠く離れた田舎のみほちゃんにメールで訴えてみた。

すると、「まあ!どうりで!」と「愛子=エスター」と速攻に解釈してくれた。

そう、みほちゃんは「エスター」そして続く「エスターファースト・キル」も鑑賞済みだったのだ。さすが…サイコパスに興味深々のみほちゃんである。

遠く離れて暮らしていても…目の付け所が共通しているのが、これまた嬉しく恐ろしいことよ。

みほちゃんの脳内はすっかり「愛子=エスター」で、その後も妄想を膨らませるのだった。もう愛子がエスターにしか見えない…とまで言う。

お庭でおもちゃのヒコーキが屋根にひっかかって、柴本タケシが愛子を肩車して取ろうとするシーン。

みほちゃん曰く「キングカズの息子が!愛子を肩車した時よ…。愛子=エスターは両足でキングカズの息子の首を絞めにかかったように見えた!ぎゅうう~っと!」と妄想、おもしろいなあ。

こんな感じ?⤵

…みほちゃんと、遠く離れて暮らしていて逆に良かったと思うわ。

ふたり身近にくっついていたら、それこそ楽しいを通り越して恐ろしいことになったかもしれない。

共鳴し過ぎるのもどうかと思うのよ…。

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