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イベントブルーと「極悪女王」

本・映画・テレビ

 久しぶりの9月の雨は、霧のように…音もなく降り注いだ。

厳しい残暑の終わりを告げる雨。

雨が止み、北の窓から入る風は涼しい。空気が入れ替わったのが分かった。

やっとのことで“ノースリーブのわたし”が終わるのだ。いつまでも続く暑さに辟易して…病むほどだった。気持ちがブルーになった。

それに加えてイベントブルーも重なった。

「イベントブルー」とは以前ブログに書いたことがある…それが楽しいイベントであっても直前に憂鬱な気持ちになる病気…いやクセ?

3週間後に迫る10月13日は、年に一度の大イベント「浜省ライブ」。先日までワクワクしていたのに、いつも作成する「旅のしおり」的なスケジュール表を各自に配ったあたりから…急に憂鬱な気持ちになって来た。

だいたいにおいてわたしがプランを練るので、その責任から「上手く立ち回れるだろうか」「失敗しないだろうか」「楽しんでもらえるだろうか」と不安になったり、「もし、こうなったら、ああなったら」と想像した挙句…疲弊して落ち込んでしまうのだ。

でも、イベント当日にはすっかり治ってしまうのだから、あら不思議。

…そもそもわたしは人の扱いが下手な上に、自分の扱いもまた下手くそなのだと思う。

考え(妄想)が過ぎるのだ。

もう考えるのはよそう(…と言っても考える性格)。

精神が健常な人には分かるまい…。

Netflixの「極悪女王」が面白いと聞いて、観た。気晴らしに。

『ダンプ松本』や『クラッシュギャルズ』ら、かつての女子プロレス界を描いたドラマ。やや同年代だから昭和が懐かしい。

ぽっちゃりした優しい少女が、一夜にして『ダンプ松本』という極悪非道なキャラクターに変身するところは、ホラーであった…。

血みどろのプロレスを、ゆりやんレトリィバア、剛力彩芽、唐田えりか、が演じるのも面白い。すごいのよ…レスラーぶりが。

わたしはプロレスに興味はなく、どちらかというと嫌い…なのは暴力だから。

でもね、懸命に生きる女の子達のドラマだったわ。

プロレス興業の興業というところ(裏側)が、よく分かった。

子ども心に、凶器を持ったブッチャーやダンプ松本を、本当に恐ろしく思っていた…。親に「あれはわざとよ、やらせてるの」と言われても…納得できないくらい血みどろのプロレスだったじゃん!

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