9月から歯科治療をしている。
5回目となるきょうは、治療箇所の右上奥歯に“被せ物”をかぶせて終了の予定。
お昼時、診察台に横たわって目を閉じると…うとうとと寝てしまいそう…だが、工事(治療)が始まるとそれどころではない。チュイ~ンチュイ~ンゴリゴリゴリゴリ!
そして、被せ物を装着して何か挟まれて「ずっとこのまま嚙んでてくださいね」と言われ、一旦照明も消された。皆、どこかに行ってしまったようだ。
ひとり残され、静かな暗闇の中…眠りながら考える。
みほちゃんが…スマホのLINEのアイコンを(わたしの)イラストの自分にするって言っていたなあ。ああ…じゃあ、わたしもそうしようかな…帰ったらさっそく選んで編集し直そう…などと夢うつつで考える。
頭も身体も半分眠っている状態なので、待ち時間も苦にならず。
10分ほど?で再び照明が点いたので目が覚め、被せ物を整えて?治療が終了した。
口をすすぐ紙コップ。この医院の紙コップが毎回可愛いんだ。きょうは「吊るし柿」の絵だった。季節に合わせてのイラストが楽しい。秋刀魚だったり、蚊取り線香だったり。シンプルで意表を突いたデザイン…こんなの好きよ。
席を立ちながら被せた奥歯を確かめると…んん?なんだか違和感。んんん?合っているのか?これでいいのか?もしや失敗では…?

でも今更どうしようもないので「…あいがほうごがいまひた…」と小声で礼を述べてロビーへ。
治療代が5440円…高い。トータルしたら1万円以上かかった…なのに違和感。暗い気持ち。
いつものスーパーで、奥歯を気にしながら買い物をしていると電話が鳴った。
みのちゃんが「公園に来て」と言う。ももの病院帰りに公園を散歩しているみたい。近くの公園なので「うんわかった、行く」と返答。
遠目から見ると、公園の芝生広場にももちゃんが寝そべっている。その横にみのちゃんがしゃがんでいる。スマホで動画を撮っているようだ。ももちゃん越しに遠くから現れるわたしを。
なので不審者を装って近づくことに。
気付いたももちゃんが立ち上がって吠える。不審者ババアは拾ったどんぐりを投げつける。ワンワンワンワン!毛を逆立てて怒るももちゃん。
近くに行って「ばあばだよ?」と帽子を上げて言うと、ももちゃんは照れて恥ずかしそうにしていた(…という茶番劇の動画が撮れた)。

そんな小春日和の中、散歩しながらみのちゃんに「奥歯に被せたのが超違和感で」と訴えた。
すると、「慣れるねん!それが不思議と!みのもそうやったで⁈」ときっぱり言ってくれた。「みのも文句言ったことある…ヘンやこれ、おかしいって。でも“そんなもんや”言われたん。そしたら馴染むもんやで」…わたしはお医者にそんなことよう言わんけど…でもそれなら良かった、安心した。
一方、ももちゃんの膀胱炎の菌は、検査の結果やはり(それまでの薬に)耐性があったのだそう。なので違う抗菌剤を処方されたとのこと。薬のせいで便がゆるくなる事があるのでビオフェルミンも。また薬が増えた。
帰宅してアイコン作成。壁紙も変えようかな。
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