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再びの「カーネーション」

本・映画・テレビ

 朝ドラ「カーネーション」の再放送を観ている。

3度目くらいか?展開はわかっていても、引きつけられる面白さ。

特に前半の、小原糸子が子どもから大人になって「小原洋裁店」を立ち上げて行くサクセスが好き。快活な気分になる。

糸子もそうだが、登場人物のキャラクターの濃いいこと!人柄の良い面ばかりでなく悪い面も出していくから、話が複雑になって面白い展開になる…。

男勝りで一本気な糸子。尾野真千子。

頑固で自分勝手だけど愛情深いお父ちゃん。小林薫…好き。

おっとりとしたお嬢様育ちですぐ泣くけど、どこまでも優しいお母ちゃん。麻生祐未。

頭が固くてちょっと恐いけど、可愛らしいおばあちゃん。庄司照代のおばあちゃんぶりが、どこか懐かしく親しみがわく…おばあちゃんなのだ。

糸子が「小原洋裁店」を始めるにあたって、おばあちゃんとふたりで暮らすことになり晩ごはんの時、19歳の糸子が「お代わり!」とお茶碗をおばあちゃんに差し出すと、「あらへん!あんた、稼いでもないのにご飯だけ食べ放題っちゅうわけにはいかん!」と言うのが、なぜか好き。厳しいけどあたたかい。

そして、到底ムリな(タバコの栽培に使う300坪のテントを縫う)仕事を引き受けて、ひざを痛める糸子。「ほれみたことか~!」と心配するおばあちゃん。⤵

そんな、「ハッ」とする好きな場面がいっぱいある。みのちゃんと「ここ好き!このシーン」などと言い合うのも楽しい。

糸子が自分の店を繫盛させて愛人を囲えるまでになった週の、糸子の衣装は赤と黒のデビル色だったっけ…。その週だけはセリフもダークサイドに落ちたかのような…。

見どころいっぱいの朝ドラ「カーネーション」は、2011年の作品。…もう13年も経つのか。

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