つづき。
これまでの人生(60年)で、5つの職業に就いた。思えば、うち4つがエプロンを着けての仕事だった(ひとつは事務職)。
画材屋さんでは、私服の上にモスグリーンの厚めの生地のエプロンを。キデイランドの可愛い制服にもエプロンがあった。25年くらい勤めたパン屋さんは、コック服にもちろんエプロン。
主婦として家仕事をするにしても、エプロンを着けるとキュッと仕事モードになる。割ぽう着も然り。やる気スイッチが入るみたい。着たエプロンの下っ腹部分が…なんか好きで落ち着いた気持ちになる(安心感)。
エプロン・割ぽう着は、わたしにとって制服のようなものかもしれない。
いつものスーパーや、近場をうろうろするのは平気。ももちゃんと車で遠出する時も割ぽう着だと抱っこしても安心よ。高速のサービスエリアで何か食べる時も着てる…。街中や電車・バスはムリだけど。
でもね、なかなか自分好みのが売って無いのが実情…。
無印良品の割ぽう着をリピ買いして愛用していたけど、近年販売終了となってしまった。シンプルな麻素材で気に入っていたのに…残念。あとは雑貨屋さんとかで探す…かな。
エプロン・割ぽう着姿は田舎のおばあさんになってもいけないし、幼稚園児のスモックみたいになってもいけない。…とても難しいアイテムだ。一般的にはお料理の際に台所で着けるのだろうけど、わたしはずっと着ていたい日常着と捉えている。
生活臭のないデザインや、素材を麻にすると良いのだけれど…気に入ったのになかなか出会えないし、高価だったりする(割ぽう着だと高いのは、いちまんえんくらい…)。
わたしが持っているのは…今たったの4枚。洗濯をガンガンするので消耗が激しいのだ。あと数枚は常備したいところ。
わたし=エプロンだから。



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