3月18日(火)
ここ数日…寒くて寒くてテンションが下がるったら⤵…身体にこたえる寒暖差。
休日のパパは、春の“センバツ高校野球”観戦に甲子園に行っている。開会式から観るんだそうで…朝早くから出動している。…寒かろうに(呆)。
「開会式って…観たいかなぁ…?」と、家に居るわたし達はこたつで暖を取っている。

こたつから離れられない寒さ。↑
パパとは何年か前に行った甲子園で、嫌な思い出がある。なので、2度と一緒に行くことは無い…と思っている。
それは、パパが球場内で知人(女性)にバッタリなのか(意図的なのか)会って、わたしとのランチ&買い物の約束を破り、わたしだけ先に帰らされる…という「はああ?」的な出来事があったから。
その時のパパの判断が曖昧ではっきりせず…真夏のじりじりとした猛暑の中イライラと待たされ、結局ビールで真っ赤になった顔で「先に帰って」と言われた嫌な思い出…。
ここぞという時にかかわらず、大小にかかわらず、生活では常に『選択』を余儀なくされている。判断力(決断力)は大切だ。あの時のパパの判断は…『正誤』よりも『人間性』が顕著に表れた。『身内(家族)よりも他人を優先する』という…いわゆる『外面の良さ』だ。それは結局『自分が大事』ということだ。
その『性格』は長年連れ添って知ってはいたけど…決定的に思い知らされた出来事。それ以来、わたしの中でも何かが変わったかもしれない。ちなみに本人は何とも思っていない様子…“悪気は無い”という質(タチ)の悪さ。
「悪気は無かった」「知らなかった」で済むのは子供だけ。
さて、昼間は晴れていたが…夕方5時くらいになって雲行きが怪しくなった。そして次第に雨が…と、その時「ピカッ」「ドンゴロゴロゴロ…!」雷だ!春の嵐だ。
急な雷で、怖がりのちびちゃんが「ニャア!(こわい)ニャア!(こわい)!」と叫びながら隠れ場所を探している。「ちびちゃん!こっちこっち!」と、こたつの中に入れてやる。雷鳴は近くて大きい。
そうだ、パパがいる甲子園はどうだろう。テレビ中継を見てみよう。
すると、まだ甲子園の空は明るいようで周囲も乾いている様子。わたしのスマホの雨雲レーダーによると、この寒冷渦らしき雨雲は西宮方面に向かっていて、今から30分後には到達する見込み。おお…。
試合はちょうど本日3試合目の明徳戦。パパは高知の明徳の応援を楽しみにしていたのだから、夕方になった今も球場に残っているのは間違いない。そして試合は9回、1対1の同点という…こんな展開なら絶対にその場で観ているはず…さあ、試合はどうなる?雷雨はどうする?
みのちゃんも「どりゃどりゃ」と、興味津々…こたつに座って野球中継に見入った。窓の外は冷たい雨が降り続いていて、しばらく止みそうにないのだ。
試合は両校譲らず延長に入った。雨雲レーダーでは、あと10分で雨。…アナウンサーが「風が強くなって来ました!」「どんよりとした雲が!」などと、焦った感じで言い始めた。おお、来た来た!
グラウンドの茶色い砂が右から左へ煙になって飛んでいく。選手のユニホームがはためいている。とうとう雨が落ちてきて、観客が席を立ってぞろぞろと通路を登り始めた。さあ、パパはどうする⁈パパよ。
わたしは試合よりも、パパの判断力に興味があった。冷たい雨の中応援を続けるのか?諦めて避難するのか?
ところが…延長タイブレーク方式なので、嵐が酷くなる寸前で早々に決着がついてしまった。先に点を取られた明徳はあっけなく負けた。色んな意味で残念…もっとわちゃわちゃするかと思ったのに。そう、雷が鳴ってわちゃわちゃになってほしいという寒冷渦のような『悪意』が、わたしにはあった。

パパは、それから1時間後の7時半に帰宅。「負けちゃった」なんて言っている。服を見たら全然濡れている様子はない。「雷、鳴らなかった?」と聞くと「へ?かみなり?」なんて言っている。
ふん…なあんだ、大したことなかったのか。残念。
3月19日(水)
今朝も冷えるが…晴れ間が見える。ストーブを点ける。ストーブのタンク内には灯油がもう…ほとんど残って無い。が、今年はこれでおしまい(みのちゃんに3回買いに行ってもらったし)。
昨日の寒冷渦は関東方面に行ったのか…都心で雪が積もっているニュースを見た。息子ファミリーもさぞかし寒い思いをしているだろうな…と思いを馳せる。

昨夜の雨でやや増水の川。ももちゃんの体調は「まあまあ」。↑
寒い空。…桜のつぼみもまだ固い。
3月20日(木)
今朝も非常に冷える。が、寒さもこれできっとおしまい。
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