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宮沢賢治と米四合

食のこと

 わたしが日々利用する、いつものスーパーには相変わらず…お米が並んでいない!まあ、他のお店で探せば売っているのかも?しれないが。

先日、わが家のお米があとわずか…この先どうなる?というわたしの不安が伝わって、、、なんと東京の息子(37歳)がお米を買って送ってくれた(10キロも!)。ううう、すみません…。

「自分達も要るやろうのに…」パパも恐縮していたけれど…事実助かった!ありがとう!

どど~ん。⤵

母を(家族を)気遣ってくれる気持ちが…嬉しいことよ。

でもさ、ホントにこんな状況おかしくね?

今まで生きてきてさぁ~、今が一番物価高くね?…ヤサグレるわたしの心のつぶやき。

家庭を持って“やりくり”というやつを(上手・下手はさておき)長年して来たけれども…今が一番困難かもしれない。だって何もかもが全て高いんだもの。それで基本のお米が無いんじゃあ、やりようがないじゃないか。

テレビの中の誰かが言う「そもそも日本人が米を食べなくなったから…」だと。農水省の減反政策が米不足の原因?と。

そりゃあ確かに今の時代は、パンやパスタやピザ、ラーメン・うどんetc.…主食の選択肢がいろいろとあって(良いも悪いも)食べ物が溢れている。それに、炭水化物の摂り過ぎは健康上良くないってことで控えめにしたりもする。…でもねアナタ(誰?)、基本は米を食べたいの。やっぱり米よ。スーパーマーケットでの消費者は皆、そう言って困っているように見えるわよ。

こちらは、新玉ねぎの季節に必ず作る!フランスパンのサンドイッチ。

コツはパンをトースターで少しあぶって、ロースハム、新玉ねぎスライスはたっぷりと(+マヨ)シンプルに。

これは、野菜のマヨネーズ焼き(またマヨ!)。レンジで蒸したブロッコリーや新じゃが(皮付き)の美味しいことよ!メイン料理の付け合わせやお弁当にも簡単便利。

野菜の値段が落ち着いてきたし、いも類やパンでお米の消費を減らしているってわけ。昨夜は天ぷらを揚げたけど、さつまいも多め。

宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ]』の詩の中に、『一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ…』とある。

(賢治ファンである)わたしなりに解説すると…これは病弱な賢治が、健康で丈夫な男性の食事の量を言っていて…“そうありたい”と理想を述べている詩である。

が、ひとりで“玄米四合”って…かなりな量よ。3人家族のわが家の1.5日分。でも、その時代は他に食材が無いから…そうだったのかもしれないわね。

だから、わたしもいっその事「それでいい」と思うのだ。玄米は身体に良いし、おかずもあれこれ作らなくていいし。そして、味噌や梅干しを自分で仕込んで…。すごく理想的。添加物の心配もしなくていい。

まあ…これは極端な話だけれど、わたし達日本人の“意識を後退させる”ってのも有りかもね…って思ったことよ。

これは高級スーパー・ヤマダストアーで見つけた『ヤマダ・バー袋入り』のナッツ菓子。ガリンガリン!歯が割れそうだけど…美味しい。着色料・保存料不使用ってところがいい。

それにしても『雨ニモ負ケズ』って詩を、改めて読み返してみると…37歳没の賢治の悟りの世界…すごいわ。(折りしも今の息子の年齢ではないか…。)

ちなみに、このブログ名『ねこの事務所』は宮沢賢治の童話タイトル『猫の事務所』から。可愛いねこ達が登場する童話だけれど、現代社会にも通じる会社いじめのお話で…奥の深いお話よ。是非。

尊敬する宮沢賢治…玄米四合モリモリ食べてさ、まだまだやりたい事いっぱいあったんだろうな。

宮沢賢治グッズ。⤵

“四番書記は『かまねこ』でした。”

灰だらけで汚いねこの意味。…わが家のねこで言うと末っ子の不細工イッチかな。⤵

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