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半世紀前のお月見

わたしのこと

 国税調査の締め切りが近いので、記入が終わり次第ポストへ出しに行く。うっかり忘れないように。

夜7時…晩ごはん時だ。でもいいの、散歩がてら行く。

暑くはないけど涼しくもない…生ぬるい感じ。長かった暑苦しい生活が、やっとここまで来たのか。やっとこうして外に出るのがイヤじゃなくなった。

10月6日は十五夜お月さんの日、そして今宵はとても良い夜空なのだ。

半世紀前のわたし(小学生)は、わざわざ車で「お月見」に行ったことがある。家族と親類で。なんか…峠の高台(高知と愛媛の県境)まで行って?「お月見」をすると言うのだ。

「夜のピクニック?」とばかりに、わたしは歓喜した…と思う。

山の峠は、上ったばかりの大きなまんまる月がうっすら山並みを照らしていた。

一緒に行った伯父さんらは月明かりでお酒を飲んだりして、大人達は談笑してた様子だけど、暗くて辺りがよく見えず…わたしはつまらなかったな。少しのおやつもすぐ終わってしまったし、ツルツルした若いススキの穂を抜いたりするしか遊ぶことがないし…という記憶。

そして、月が高い位置になり白く小さく輝く頃、わたしは寒くなってブルブル震えた。たぶん、お昼間は半袖シャツで過ごしていてそのままだったのだ。「秋だ…」と思い知らされた月見の夜であった。

昼間の買い物の時、かわいいウサギ饅頭を見つけた。その時「きょうはお月見?」と気付いたのだ。

夜の風は涼しいけれど、部屋の中は28度くらいあって…まだまだ扇風機のお世話になっている。

さすがにクーラーは、お終い。

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