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わが家の朝ドラ考

わたしのこと

 新しい朝ドラ「ちむどんどん」が始まっているが、ちゃんと観ていないのでよくわからない…どうしようかな。

朝ドラは勝手に録画されているので、きょうの午前中1話から観てみることにした。

沖縄かあ…沖縄の料理や暮らしにあんまり興味がないんだよな…と思いながら。

主人公がわたしより10歳年上の、昭和のお話のようだ。

 朝ドラの歴史は長いが、わたしがリアルタイムで朝ドラを観るようになったのは、わりと最近になってからのことだ。

パパが2010年の「ゲゲゲの女房」から朝ドラを観るようになって、わたしは次の「てっぱん」から観るようになった。

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 同じ頃、NHKのBSで昔の朝ドラを再放送するようになり、それまでちゃんと観たことのなかった名作を「再放送」という形で観るようになった。

その中で、いちばん夢中になったのは「おしん」。

毎週日曜日の11時から、6話分(90分)がぶっ続けで放送された。

観た後は、おしんちゃんのことで頭がいっぱいになるほどの面白さだった。

視聴率の高い朝ドラで有名な「おしん」をリアルタイムで観なかったのは、当時19歳という忙しい年齢のわたしが朝ドラを観る習慣がなかったからだ。

 おしんちゃんは貧しくて学校にも行ったことないのに、努力してきれいな字が書けるようになったり、商売の才能を磨いたり、とにかくよく働くところが気持ちよかった。

特に、髪結いの修行をしていた頃の若いおしんちゃん。

気が利いてよく働くおしんちゃんの仕事ぶりは見ていて気持ちが良く、清々とした気分になった。

厳しくも優しいお師匠さんに、「おしん!今のうちお昼を食べておきな!忙しくなるからね!」「たくあんしかないけどね!おかわりはいくらしたっていいんだよ!」と言われ、おしんちゃんがたくあんをポリポリ食べながら白飯を搔っ込むシーンが、なぜか好きで心に残っている。

わたしは今でも時々、わざとたくあんだけで白飯を食べて、おしんちゃんになった気分を味わってみたりする。

食べるものが「大根飯」だったおしんちゃん、さぞかし白飯がおいしかっただろうな…と思うのだ。

その後、束の間の裕福な結婚生活もあったりするのだけれど、おしんちゃんはこの頃が一番輝いていたように、わたしは思う。

 田中裕子の、立ち居振る舞いがとても魅力的だった。

 

 ちなみに、わが家で人気だった作品。

「おしん」「ちゅらさん」「てるてる家族」「ちりとてちん」「カーネーション」「あまちゃん」「半分、青い」「おちょやん」  など。

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