朝10時になっても、起きないみのちゃん…。
もちろん、ももちゃんも寝室から出て来やしない。
みのちゃんの傍らにしゃがんで「まだですかね…」と困り顔でわたしを見る。
「ももちゃんが待ってるよ!」と言うと、やっとモソモソ起きた。
時計を見て「…あらあら」なんて言っている。
ボサボサの寝ぐせのまま、ももちゃん散歩に飛び出していった。
30分くらいで帰ってきたが、きょうは雨が降っている。
運動量が少ないと言って、猫じゃらしで遊び始めた。
釣竿式の猫じゃらしを、まるでサーカスの猛獣使いのように操るみのちゃん。
ももちゃんは大興奮で獲物の部分に食らいつく。
5匹のねこ達の中で育ったので、ねこみたいな動きで、ぴょーんぴょーんと頑張って飛んでいる。
ねこ達のジャンプ力にはかなわないが…。
ねこ達も目をキラキラさせて参加する。

わたしは、こんなふうに上手に遊んでやることができない。
けっこうな体力がいるからだ。
だけど、ククちゃんとイッチがすごく好きな遊びがあって、その時はわたしも駆り出される。
それは、毛布などの両端を持ってブランコのように左右に揺らす、という遊園地のバイキングボートみたいなスリルのある遊び。

降り落しても「もっとして!もっとして!」と這い上がってくるので、やり始めるときりがない。
とても体力のいる遊びだ。
もう少し右手が完治したら、またやってあげることにしよう…。


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