ももちゃんは毎朝、みのちゃんが目を覚ますまで自分も起きない。
みのちゃんが起きると「やっと起きた、起きた」と一緒に部屋から出てくる。
(4月に書いた「ももちゃんの夜と朝」の続きになる。)⤵
ももちゃんは伸びをしてから「おはよう、おはよう」と、ねこ達にごあいさつ。
キッチン周りをクンクン嗅いで、ねこ達の朝ごはんのおこぼれはないかとチェックして回る。
たまにカリカリがひとつふたつ落ちているらしく、拾えたらラッキー。
そして、みのちゃんが簡単な身づくろいをして、首輪とリードを手に取り朝散歩にレッツゴー。
…というのが毎朝の日課なのだけれど。
その前に、いつもの茶番劇が始まるのだ。毎度毎度…。
首輪とリードがカチャカチャ鳴る音がして「散歩」を察知するももちゃん。
すると、狭いリビングをすたこらすたこら逃げ惑うのだ。
捕まるまいと逃げるももちゃんと、追いかける白い顔のみのちゃん(低血圧)。
寝起きのみのちゃんは無言で無表情…。
テーブルの周りをグルグル。
見かねたわたしが通せんぼする。
逃げ場がなくなったももちゃん、シュッと首輪をつけられる。
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そして、抱っこされて連行される。
抱っこされたら観念しておとなしくしている。
散歩が嫌いなわけではないのに、外に出ることを怖がるんだなあ。
きょうは、虫よけスプレーをいっぱいかけられて連れて行かれた。
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