くるくる中華のお食事会

　きょうは元同僚とランチのお食事会。

一昨年10月に「大人の遠足」に行ったパート仲間4人組である。その時に山の頂上付近で転んで、わたしは右手を骨折するというアクシデントに見舞われた。

その後、結局仕事を辞めることになり、みんなと一緒に仕事をすることはなくなった。

骨折から1年後、金具を取り外す2度目の手術も終わり、一応の完治ということで、迷惑をかけてお世話になった3人とお食事会をしたいと思った。

「大人の遠足」の時に作った4人のグループラインがまだあり、それに話を持ちかけるとトントン拍子に話がまとまり、1週間後に集まることに。聞くところによると同僚仲間で集まったりもしていないようだったので、タイミング的にも良かったようだ。

「くるくる回すテーブルの中華料理のお店がいい」と言うわたしのわがままに賛同してくれて、お店もすぐに決まった。みんな楽しみな気持ちになったみたいで…よかった。

元職場のパン屋さんは、わたしが通ういつものスーパー内にあり、辞めてからも利用しているので、みんなと別れた感じは全然していない。

でも、このお礼のお食事会をもって、わたしとしてはひとつの区切りとしたいと思っている。

その中華のお店は特に高級と言うわけではないが、予約席の「くるくる円卓」が広い個室にあってわたし達はテンションが上がった。おしゃべりの声が大きいので個室はありがたい…。

お料理はコースで、大皿料理がひとつひとつ運ばれる度「キャッキャッ」とくるくる回して楽しんだ。前菜からデザートまで、どれもおいしくて…満足した。

ランチの後も場所を変えてお茶を飲み、おしゃべりは夕方まで続いた。職場がシフト制なのでみんなが集まれる日を決めるのは容易ではないし、またプライベートもそれぞれ忙しい。なのでこの時とばかりに話に花が咲くのだった。

職場内は相変わらずのようで、辞めて1年以上だけれど話に入ることができた。…でもこの先は無理だろうと思う。3人はまた新たなメンバーで、集いを持つのがいいだろう。

時は3月。別れの季節。

こうして楽しくピリオドが打てて良かった。

「これが最後だよ」と言うわたしの気持ちを伝えたけれど、みんな軽い感じでヘラヘラしていた。

「さようなら」なんて言いながら、また顔は合わせるものだから…。ご近所さんでもあるし…。

でも。今までありがとう。