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「フォークダンスⅮE成子坂」

暮らしのこと

 先日、洋服をひとつ買ったんだけど。

裾がマキシ丈で…それでなくても背が低いのだから、お直しをしなければならない。

一応試着して長すぎると思ったんだけど、「直せばいいや」と安易に考えたのだ。

特に代わり映えのしない、いつものアイテムのスカートだけど(セールでお安かったのだ)。

 午前中から取りかかる。

長さを決めてジョキジョキ切る。アイロンで折り目をつける。しつけ糸でぐるりとしつけ縫いをする。

ふう~…Aラインなので裾のぐるりが長くて大変だった。

 いざ!ミシンを使うので、この前のシーツの破れを直すのと、お弁当ふろしきも同時に仕上げるつもりだ。

どれもやりかけて放置していたのだ。

ミシン糸もきのう買って準備している。

お昼を過ぎた頃、ダウンしてみんなと一緒にちょっと休んでしまった…。

 

  針をもってチクチク縫っていると、すごく手元に集中しているのに頭の中ではいろいろな事を考える。とりとめもなく…。

きょう考えていたのは、なぜか「フォークダンスDE成子坂」の事。

25年くらい前に、家族で香川県にあるレオマワールドに行った時、営業で漫才をしていた漫才コンビの事だ。

当時「タモリのボキャブラ天国」という番組に若手芸人のくくりで出ていて、なんとなく知っていたものだから漫才を立ち見したのだった。

「くりぃむしちゅー」のコンビ名が「海砂利水魚」だった頃で、ボキャブラ天国に一緒に出ていたのを覚えている。

そんなせいもあって、その後テレビでちょろっと見かけると親近感がわいて静かに応援していたのだ。

「あ~この人達見たー」ってなるよね。

ダウンタウンのコンビに雰囲気が似ていて、ひとりは浜ちゃんの声とそっくりだったし、もうひとりは松ちゃんみたいにぼそぼそ変なことをいう感じ。

でも、テレビでもあまり見かけなくなったので売れなかったのかなあ…なんて思っていた。

それからしばらくして、浜ちゃんの声に似た方の人が若いのに急死したと聞いて(35歳)びっくりしたのだった。

「フォークダンスⅮE成子坂」なんてわたしの周りで知っている人なんていないんじゃないかな…、レオマワールドで漫才してたなあ…と時々思い出すのだけれど、悲しいことにもう一人の松ちゃんに似た相方も3年前くらいに亡くなったのだ(48歳)。

わたしよりずっと若いのに…「フォークダンスⅮE成子坂」のふたりはもうこの世にいないのだ。

 …などと考えながらミシンを踏んでいたら、なんとか出来上がった!

もう晩ご飯を作らなくては…という時間になっていた。

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