昨夜のカリカリが少なかったせいか早朝から、ねこ達がわめいている。
♪にゃんこの歌が聞こえてくるよ、「ニャーン」「ニャーン」「ニャーン」「ニャーン」…という風に、わたしに向かって執拗に連呼する。
「わかった、わかった」と、ごはんコーナーへカリカリを用意しに行くと、みんなもわらわらついてきた。
タン子ちゃんが、先輩のちびちゃんに「ポン!」と頭を叩かれた。いい音がした。
「わたしが先よ!」とたしなめられたのだ。
かわいそうなタン子。ごはんコーナーが狭いからで、タン子はそんなつもりはなかったはずだ。
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タン子がお風呂場で、わたしに抱っこしてもらうチャンスをうかがっている。
お風呂場にいると、抱っこされる率が高いからだ。
健気でかわいそうなので、一緒にバスタブに入ってあげることにした。
タン子はこれが好きなのだ。
「よいしょ」とわたしがバスタブにしゃがむと、タン子が目をキラキラさせて入ってきた。
タン子はわたしの胸に身体をゆだねて、赤ちゃんになった。
コロコロコロコロ微かに喉を鳴らしてうっとりしている。
バスタブと言う大きな箱に一緒に入って、わたしを独り占めしてご満悦なタン子ちゃん。
いっぱい撫でてあげる。
こうしていると、すぐにやってくるのが末っ子イッチだ。
「いいな、いいな」と言っている。
ももちゃんもやってきて「何してるの?」と不思議そうな顔をした。
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