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兄者の四十九日法要

家族のこと

 1月10日(土)は、兄者の四十九日法要。お寺に集合して執り行う。

お寺は市街地から離れた辺ぴな場所にあって車必須であるから、娘に連れて行ってもらう事になっている。娘みのちゃんは、前日の夜遅くに旅行(石垣島)から帰宅したばかりの身。大丈夫だろうか。

法要は午前11時~。両親のお墓が寺の裏の墓地にあるので、30分ほど早めに行ってお参りをする。前日にお花・果物等のお供え物を用意した。みのちゃんのお土産の饅頭もお供えしよう。

わたしは喪服だけれど、分厚い黒タイツにウールのもこもこ靴下を履いた。足元が寒いのは耐えられないからだ。そうすると革靴が入らないので普段履きのスリッポン(黒)を履くしかない。が、誰も咎める者はいないだろう…と考える。そして大昔に買った黒いオーバーコートを着て、寒さ対策をバッチリにした。

寒々とした墓地へ。

みのちゃんはバケツに水を汲む係。眠いのと寒いのとで渋々な顔をしている…。

水に触れると手が冷たい。ろうそくや線香が、風でなかなか点かない。…でも、陽射しは暖かく…救われる思いだ。

親戚が集まり法要の時間になった。

住職が本堂に迎え入れてくれて「どうぞ上着(外套)はそのままで結構ですよ、寒いですから」と配慮してくれたが、エアコンをゴーゴーと効かせてくれているし日当たりが良くてポカポカ…ぜんぜん寒くなかった。最近は皆に椅子を用意されていて、とても快適である(以前は基本お座布団だった)。

経本を各自渡され、読経が始まった。

般若心経、観音経…お経の事は分からないが、“観音経は優しく亡き人を慰めるお経だ”と降魔師の阿部さんが、お祓いの時に言っていたのを思い出した。

お経を唱えていただいて、きっと兄者は安らかな気持ちになっているであろう…と思う一方で、何故この場に兄者の姿がないのだろう?とも…この期に及んで思ってしまうのだ。

法要の儀式が終わると、住職の奥様がお茶を持ち小ちゃい女の子を連れて現れた。住職はペットボトルのお茶をグイグイと飲んだ。“ああ、まだこんな小さなお子さんがいるのだな”と思う。葬儀で「喝」を入れられた時は、アラフィフかと思ったが、アラフォーかもしれないな。

兄嫁が仏壇を新しく買い替えるらしく、それに沿って次の『百か日法要』の段取りを話し合っていた。

大事な話が済むと、住職がお線香について話をしはじめた。葬儀の時のあのぐるぐる巻いたお線香の煙は煙草よりも身体に悪い事、良いお線香は値段に比例する事…そうかと言って線香に拘(こだわ)ったら!とんでもない事になる、、、等々と。皆「へええ~」と聞いている。ニコニコと話好きな住職である。

その流れで親戚のひとりが、仏壇前での作法を問うて、次第に質問コーナーになった。「聞きたい事があったらこの際聞いといてくださいよ?」と住職。

わたしも聞きたい!あれもこれも聞きたい事がある。勇気を出して手を挙げた。

「あの…わたしは、親の写真や亡き犬ねこ達の写真も一緒くたに並べて毎朝お水を供えたりしているのですが…いいでしょうか?」

「いいと思います」と即答し、住職はニコニコされた。そして「わたしもワンちゃんネコちゃん大好きで。いっぱい飼っていますし、亡くなると泣いてしまう…。昔はあれこれ言う人もおったけれども…可愛い子どもと同じじゃないですか、ねえ⁉」と仰ってくれて…涙ぐむわたしであった。

兄嫁の年老いたお母さんは、先祖の遺影の処分の仕方を悩んでいて相談すると「うちで処分しますよ?あれもこれもはムリですが」と住職。お寺を通しての処分だと安心するよね。

仏事に疎い我々だから…そんな勉強会のような法要だった。

帰り際、兄嫁が『四十九日餅』というのを下さった。親族で分けて食べるのだそう。

そのあと会食に誘われたが、みのちゃんの仕事(溜まったパソコン業務)があるので申し訳ないがその場で失礼した。

とは言え…お昼でお腹が空いたので、お家の近くのみのちゃんのカレーうどんのお店に行った。わたしは玉子どんぶりとミニお蕎麦のセット。(久しぶりに行ったら随分値上がりしてた!)

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