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年配者のお買い物

おでかけ

 久しぶりの無印良品週間だ。

駅の近くにあるМUJIcomは、店舗小さめで品揃えが少ない。

無印週間は5月9日までなので、とりあえず今回はここで少し買おう。

小さなカゴを持ってひと通り見て回る。

食品コーナーで「ミニラーメン チキン味 14個入り」に目をやった。

お椀1杯分のミニラーメンだ。

袋ラーメン1個が食べられなくなった(途中で嫌になる)ので、これを買っておこうかな…、小腹がすいた時、ちょっと汁物が欲しい時に便利かも…と、ひとり考えあぐねる。

すると横から小柄の年配の女性(おばあちゃん)が、「それ、おいしいん?」と聞いてきた。

「チキンって書いてるからチキンラーメンの味じゃなあい?」とわたし。

ふたり並んで「連れ」同志の会話であるが、違う。

その人は横から手を伸ばして「ちっさ!」と言う。

「ちょっと欲しいときにね…」とわたしが言うと、「ふうん、ああ…」と納得したのかしないのか。

ミニラーメンをカゴに入れて、その場を去るわたし。

時々ある。こんなこと。

友達のように自然に、前振りもなく話しかけてくる年配者。なぜ?

わたしがボーっとしているから話しかけやすいのだろうか。

ただ……わたしから話しかけることはないだろう。

 

レジが行列だ。

私の前に5~6人待っている。レジは3か所あり、作動しているのは2か所のみ。

それでもやっと私の番が近づいてきたので、スマホのパスポートやショッピングポイントカードの準備をする。

ところが、レジの1か所におじいちゃん、もう1か所におばあちゃん(さっきの人とは別の)が店員さんと、それぞれ何やら話し込んでいる。

おじいちゃんもおばあちゃんも…質問があるようで…遅い。

おばあちゃんは衣類を数点買うようだが、サイズのことで店員が説明し、違うサイズのものを用意したりして、あれこれ手間取っているみたいだ。

サイズは大事なことだから仕方がないけれど、レジに行く前に聞けば良かったんじゃないかな。

おばあちゃん、ちよっと後ろを振り向いて見てよ…、この長蛇の列を…。

とうとう店の端まで続いてしまっているのよ。

後ろなんか見ないおばあちゃん(気がつかない)は、元気に質問を続けている。

おじいちゃんが顔を赤らめて(疲弊して)レジを去ったので、やっとわたしの番になった。

もたもたしないように気を付けることにしよう。

スマホを提示したり、カードを出したり、買い物袋を出して中に入れたりと客側も忙しい昨今なのだ。

無印では大丈夫だったけど、別の店でうっかり日傘をレジカウンターに忘れてしまった。

店員さんが「お忘れですよ」と追いかけてきてくれた。

他の人に迷惑をかけないように気を付けようと、日々思っているのだけど。

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