高温多湿が苦手だ。
特に湿度が高いと、皮膚呼吸ができない閉塞感を感じて不快だ。
5月5日。気候がちょうど良い。
爽やかこの上ないではないか、とテンションが上がる。
こんな日こそ家の事をがんばろう…と思って、壁を修復することに。
ねこや犬がいると、どうしても家の中のあちこちが破壊される。
ねこ達が引っ搔いた後のボロボロの壁を、ももちゃんがガリガリと地道にかじって穴があいてしまっている。
石膏の修復セットをずいぶん前に買っていたが、骨折右手で出来る作業ではなかった。
でも先日の多肉植物の植え替えにしても、「やろう」と思えるようになったのが、回復を意味しているのだろう。
元通りにはできないが、とりあえず穴を埋めよう。
先ずは穴の上に、修復セットに入っている網目状のテープを貼って、水と合わせた石膏を載せてパテで塗っていく。
3か所を同時に修復することにしたが…思いのほか大変だった。
ねこ達とももちゃんが眠っている間にやろうと思ったのに、ワイワイガヤガヤ奴らは起きてきたのだ。
パテで石膏を塗っている壁とわたしの間を、わざわざ!しゅるしゅるヘビのように通り抜けるねこ達。
「ニャッ!」と(石膏が毛にちょっと付いた!)と文句を言うので、ウエッティーで拭いてあげなくてはならない。
3匹のねこが通り抜けて「ニャッ!」と文句を言った。
わたしもイラッとして別の箇所に移動すると、最初に貼っておいた網目状のテープが…剝がされて床に落ちていた。…ももちゃん…。
パテできれいに塗るのは難しい上に、スナップが上手く効かない右手では、困難を極めた作業であった。
ふ~、疲れた…。
きょうは、こどもの日と同時に「立夏」である。
ことしも厳しいであろう夏に向けて、家の中を整えてすっきりと暮らせるようにしたい。
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