昨日の夜。
夜のもも散歩から帰ってきたみのちゃんが、「なんかチクチクする。虫付いてない?」とシャツをめくるのだ。また何か…連れ帰って来た?
5日前の「マダニ騒動」から我々はとてもナーバスになっている。…それは仕方がないことだ。
みのちゃんは散歩から帰宅後、お風呂場でももちゃんの手足を洗い、マダニの点検をしながら拭き上げる。もちろんそれは今まで通りだが、「ももちゃん、マダニ付いてなあい?付いてなあい?…付いてなあい?」と、より執拗で丁寧な点検となっている。
わたしなどは、ベッドの上などをしょっちゅうコロコロして、粘着面を虫メガネで見たりしている。顕微鏡が欲しいくらいだ。「ダニホイホイ」も設置した。
それで、シャツをめくったみのちゃんに背中を見せられて。
背中のホクロにドキリ! マダニかと思ったじゃないっ。でも虫はいないし…何ともないよ?
「うう~ん、うう~ん」ともぞもぞしているので、今一度お風呂に入ってシャワーで流したら?と、わたしは言った。
それが間違いだった。
お風呂場から出てきたみのちゃんは、体中が真っ赤になってえらいことになっていた。身体を温めたことで、症状が悪化したのだ。
真っ赤になったみのちゃんは、「じんましん!じんましん!左右対称!リンパ!」と、身体を搔きむしる。
痒すぎて言葉が続かない。左右対称というのは、「だから虫刺されではない」と言っているのだ。
わたしは頭が混乱して、「どういうこと⁈マダニの副作用が出たの⁈」 …確か2~3週後に、発熱・嘔吐・腹痛・下痢・蕁麻疹が出るかもって書いてあったよね、でも嚙まれてからまだ5日目だよね!
みのちゃんが、「ほら!ここも!」「ここも!」と、首周り、脇腹、背中、内肘、内膝を見せる。確かにリンパか。

痒そうなブツブツが広がっている。まさしくこれは蕁麻疹。
蕁麻疹…何だろう…変な植物に触った?変な物食べた?
あっ!
わたしはこの2日間、黄砂がひどくて買い物にも行かずに引きこもっていた。
なので食料が無くなり…帰宅したみのちゃんに頼んでジョリーパスタに連れて行ってもらい夕食を済ませたのだった。パパにはテイクアウトもできるし…と思って。それが蕁麻疹が出る3時間前のことだ。
わたしが注文したのは、エビの明太子クリームスープパスタ。みのちゃんは、あんまりお腹が空いてない…と言ってマルゲリータピザと、タコのカルパッチョ。それらをシェアすることに。
わたしのパスタには、殻付きのエビや小エビ、ホタテ、アサリがいっぱい入っていた。それらはみのちゃんの大好物だから、ひと通り皿に乗せてあげた。
それがいけなかったのか?タコのカルパッチョか?でも、大好物でいつも食べてるじゃん?
かゆみ止めの薬を塗りこんで、みのちゃんはおとなしく眠った。安静にするがよかろう…。
かわいそうに…。わたしは蕁麻疹で検索していろいろと調べたが、殻付きのエビが怪しいと思った。冷凍エビの背ワタがアレルギー源なのではあるまいか。
実はみのちゃんは、何か食べてブツブツが出て「かゆいかゆい…」なんて言うのはしょっちゅうだ。リンゴを食べて出る時もあるし、出ない時もある。…原因がよくわからないのだ。寒暖差アレルギーもあるらしい。
でも今回は酷かった。
気になって早朝、眠っているみのちゃんの腕を見ると、蕁麻疹は消えて白い皮膚に戻っていた。良かった。
出勤する時、飲み続けているマダニの抗生物質の薬と、時間外で診てもらった支払いが今日までなので、その書類とを、「忘れなさんな」と追いかけて持たせた。
みのちゃんはボ~ッとして受け取る。昨夜とは打って変わって、なんだか白いみのちゃんだった。低血圧なのだ。
赤くなったり白くなったり忙しい娘だ。



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