夜中の3時頃、「はらがへったーおきろー」とギャアギャア。
例のごとく悪魔のククちゃんだ。
勘弁してよ…3時になんて絶対にムリ!と布団をかぶる。
「ギギギ…ギャア~!嚙みつくわよ~!」
そこへ!救世主が現れた。
わたしの胸の上にポンと軽やかに乗ってきたのは、ちびちゃん。
ああ、ちびちゃんがこうやってそばにいてくれたら!ククちゃんは近づくことはできまい。
わたしにとっては悪魔の怪獣ククちゃんだけど、ねこ社会の中では弱腰のククちゃんなのだ。
せっかくギャーギャー催促した食べ物を、あっさりと「あ、どうぞ…」とグーグーに譲ったりするんだから。
案の定わたしの胸の上にちびちゃんがいると、ククちゃんの声が遠くなった。
ああ、しめしめこれで眠れる…とウトウトすると、ちびちゃんは足元の方に移動した。
「あかんやん!こっちに来て!」と手招きすると、ヒョイヒョイ近づいて来てスリスリするが、胸に乗ってはくれない。
困った…!「ギギギギギ」とククちゃんが近づいてくる。
すると、今度はタン子ちゃんが!お腹に乗ってきた。
きょうはみんなどうしたことだろう、いつもは静かに寝ているのに。
まるまるしたタン子はちびちゃんと違ってずっしり重いが、わたしの手をなめたりして…かわいい赤ちゃん。
再びウトウトと眠りに入る。
次に目が覚めたのは4時…うっすらと夜が明けようとしている。
視線を感じる…!
タン子、ちびちゃん、グーグー、遠くにイッチまでもが、ぐるりとわたしを囲んでジーッと見ている。
…皆の無言の圧を感じる。
そしてもちろんククちゃんも待ち構えている。
ああっ!ゆうべ寝る前にカリカリを多めに入れてなかったのだ。
ククちゃんだけじゃない、みんなお腹がペコペコだったんだね…!
だけどククちゃん以外は、静かにこうやってジッと待ってるんだよ…。
健気に…わたしが起きるのを。
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4時だけど痛い腰を支えながら、ごはんコーナーに行きカリカリを補充した。
みんなわらわら寄って来た。
きょうは午後から神戸三宮に出る。
パパは仕事を終えてからの合流なので夜の7時くらいかな。
ホテルの温泉に入ってくる(3~4回は入りたい)。
あしたの午後には帰ってくるつもり。
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