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あの日の涙の理由

家族のこと

 先日いつものスーパーで買い物をしていたら、パート仲間の人に声をかけられた。

仕事終わりに買い物をしている様子だった。

わたしはベーカリー(辞めたけど)で、その人はお肉売り場の人なのでそんなに親しいわけではないが、長年パートの代表で会合などに出てもらい、何かとお世話になった方だ。

お肉安くなってるよ、これがいいよ、などと声をかけてくれる事も。

この度その代表委員の役目がやっと終わったのだという。

「お疲れ様でした、頼りになりました」と労をねぎらい話を聞くと。

最後の会合の時にね、「ああ、やっと終わった」と気楽な気持ちでいたら、最後に○○さん、挨拶をと言われて、立ち上がってしゃべろうとしたら涙がボロボロ出てきて…!びっくりした。周りもつられて泣き始めて…。(笑)

わたしは「ああ…わかる気がするよ、うんうん」と、話を聞いたことだった。

きっと面倒な嫌なこともあっただろうに、一生懸命取り組んだ「自負」があったのだ、きっと。

泣くつもりないのに、自分の胸の中にある風船みたいなのを、つっつかれて泣いちゃう時ってあるよね…。

 わたしが最近号泣したのは、先日ブログでも書いた7月22日の「日常の絵日記」の、あの日だ。

あの時わたしは「LОVELОVEあいしてる吉田拓郎卒業SP」の番組が心に残っていたから、そのことをブログに書こうと思って…。

ああ、でも文章にするのが難しいなあ、間違ったことを書いてはいけないし気を使う…、ってかみんな興味あるかなあ…と悶々としながら取りかかったのだ。

文章にするにあたって、何度も録画を確認したりして手間取っていた。(短い文章の割に)

夕方みのちゃんが帰ってきて何やら話しかけてきたけど、わたしはうわの空でふんふん…と適当に相槌を打ちながら作業をしていた。

するとみのちゃんが「また、くっだらない事書いてんのー?」などと言い寄って来たのだ。

みのちゃんには、いつも「くだらない」「しょうもない」と言われているので慣れっこだ。

でもその時わたしは没頭していて、頭の中が一生懸命なのだった(拓郎さんのことで)。

そこに「くだらない」と言う言葉が、矢のように刺さってしまった。

タイミングが悪かったのだ。

わたしは、ふら~っと席を立って台所に行き、シンクの中のコップを洗ってみたりした…でも。

こみあげてくるものを止められず「うわ~ん」と泣いてしまったのだ…そしてしゃがみこんだ。

「くだらないんやったら、(ブログを)やめたらいいんやわ!」と言って泣いた。

わたしがオイオイ泣くのでみのちゃんは、びっくりしつつ無言になった。

「うわ~ん、うわ~ん、うわわわ~ん」と涙が止まらないのは、わたしがブログに対する思い入れの大きさを意味しているのだろう。自分でもびっくりだ。

しかし…このままじゃあ、逆ギレされる…泣き止まなければ。

でも、涙があふれて、あふれて、止まらない…。

「ううう…」としゃくりあげていると、みのちゃんが近づいてきて…。

「だいじょうぶ?…ごめん。そんなつもりなかった…。」

小首をかしげてモジモジと、しおらしい、可愛らしい顔で言ってくれたのだ。

「わかってる…、わかってるけど…」と、またうわ~んうわ~ん泣くわたし。

その後も、お風呂場に移動して泣いたのだった…。⤵(7月22日の絵)

もう一人の自分がつぶやいている。

みのちゃん、大人になったなあ、今までだったら逆切れして家を出て行っただろう。

なのに、あやまったよ?非を認めるなんて初めてじゃない?

みのちゃんは「くだらない」「しょうもない」なんて口では言うけど、ブログの立ち上げから管理まで、いつも協力してくれて…応援してくれているのは、じゅうぶんわたしだって分かっているのだ。

その後、みのちゃんは改めてブログの管理をより良く進めてくれた。

 

 東京にいる息子もそうだけれど。

わたしには何を言ってもいいと思っているのか知らないが…ひどいことをたまに言われる時がある。

1年前、骨折したことを手術前にラインで連絡したら。「大丈夫ー?年取ったねー、お大事にー」…というあっさりな上に、年取っただと?

この場合もそんなつもりはなかったかもしれない、忙しかったのかもしれない。(後からあやまってくれたけど…)

だけどタイミングが悪い。

この時はみのちゃんも一緒に怒ってくれたっけ…。

「兄ちゃん、デリカシーがないね!」なんて言って。

でも…先日、みのちゃんの車でお出かけしている時に。

「休みの日も、犬と老婆を連れてお出かけかぁぁ…」

なんて言われた!

ふたりの子どもたち、わたしの弱いメンタルのことなど考えもせず、口が悪い(母に対して)。

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