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「ねうちこく」とは

家族のこと

 東京の息子と孫が、来週わが家に帰省することになった。

よって、パパの仕事に希望休を出してスケジュールを立てていた。

ところが先日、パパが仕事で何やかやがあって、どうたらこうたらで休めるかどうかわからなくなった、などと言うのだ。

…これは過去にも、しょっちゅう頻繫にいつもあることで、わたしにしてみたら「またか」である。

まあ職種も関係するが、わたしはパパの性格が関係していると常々思っている。

昨日、みのちゃんに「兄ちゃんのスケジュール決まった?」と聞かれたので、「決まったけど。…パパがまたなんか言ってる」と渋い顔で答えた。

すると、ももちゃんを撫でながら「ねうちこいてんの」というのである。

「え?ネウチコイテンって何?」とわたし、初めて聞く言葉。

「値打ちこく。自分に値打ちがあることをアピるねん。」

「‼」わたしは、この言葉がまさしく自分が言いたい心の声にピッタリで!びっくり目を真ん丸にしたのだった。

溜飲が下がるとはこのことか。

言い得て妙とはこのことよ。

そう!そうやねん。値打ちこいてんねん、いっつも、いっつも。

過去に5回ほど田舎のお義母さんが神戸に来たが、半分くらいは急に仕事になったからと、わたしに丸投げ。(結婚する前からだよ?)

せっかく休みを合わせた上で、はるばる来ているのに…でもお義母さんも、息子が仕事で忙しいのはいいことみたいな…感じで。

…わたしはいつも納得がいかないわけ。だっていつも振り回されるのだから。

パパのおばあちゃんが亡くなった時も、わたしとみのちゃんはサッサと休みを取ったのに、本人はぎりぎりまでグズグズしていた。(わたしらに丸投げするつもりだったかも)

そんなだから、わたしとの約束も平気でぶち壊すこと、数え切れず。それは数え切れず!(2回言いましたよ)

ああ、その時この言葉を知っていたら!「値打ちこきやがって~」と反論できたのに…!

…何が腹立たしいかって。

口先で「ごめん」とはいうものの、腹の中では「仕方がない」とかむしろ「自分ってエライ、カッコイイ」くらいに思ってるみたいなところ。カッコつけしいなのよ。

まさしく値打ちこいてるわけさ。

わたしなんか「浜省のライブがあるから絶対休むからね!死んでも行くんだからね!」くらいな気持ちで、今まで生きてきたのに。

「ところであんた、こんな言葉知ってたの?」と、みのちゃんに聞くと。

「知ってるで。使うで。」

「この前、職場でシフト決める時に「みのちゃん値打ちこいてハッキリしてくれない」って言われた。」…だって。言われてるやん…。

…父のDNAか。

でも、「値打ちこく」ってなかなか難しい言葉。

わたし、すぐ忘れて「…何だったっけ?」ってなる。

使いこなせそうにないや。

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