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ライブ当日、まさかの出来事

猫のこと・犬のこと

 浜省ライブの当日の朝の出来事。

お昼過ぎには出発したいと考えていたので、わたしは家事やブログの作成で忙しくしていた。

すると、ベッドの上でパパと遊んでいたももちゃんが、「キャヒヒィーン!」と悲鳴を上げたのだ。

「なになに⁈どうした?」と駆け付けパパに問うと、「なんかベッドの隙間に足が入ったみたい」と言っている。

ももちゃんはベッドから降りて、後ろ左足を浮かせてひょこひょこと歩いている。

実は…2日ほど前から「後ろの足が痛そう」と、みのちゃんから聞いていたのだ。でも、わたしが見ている時はそんな様子はなかったので…「ふうん」と聞き流していた。

ももちゃんは再びベッドに上って、しょんぼりとした顔で横になった。痛くて悲しい顔をしている。

痛めていた足を悪化させたに違いない。大変…みのちゃんに知らせなくては。

「ももが足痛い」とラインした。しょんぼり顔のももちゃんの写真も送った。

仕事中なので返事が遅かったけれど「病院に連れて行く」とあった。

わたしは思った。

ほらね、アクシデントは起こる。まさかの出来事は起こるのだ。

…でも、みのちゃんが帰ってきて何とかするだろうから、予定通り出かける準備を進めよう。

ああ、でも…すごく痛めていたら今後の散歩が大変だろうな…早く治るかな…。考えると気持ちが沈む。せっかくの楽しい日なのに…。

パパの朝食にピザトーストを焼いて用意すると、ももちゃんがチーズの匂いで寄って来た!「ももちゃん!歩けるの?だいじょうぶ?」

さっきのように足は上げてないけれど、かばいながら歩いている。

なんとか歩けるなら、みのちゃんが帰るまで置いて行っても大丈夫そうだ。

気になりながらも、午後1時に家を出た。

 ライブが終わって帰宅したのは、夜10時半頃。

玄関を開けて真っ先に「ももちゃん大丈夫~?」と、わたしもパパも聞いた。

みのちゃんはお風呂に入っていて、バスタブに浸かりながら「だいじょうぶ…軽い捻挫、日にち薬」と言った。ああ…良かったやん…。

後で詳しく聞くと、「レントゲンを撮っても何もなかった。先生が足を色々触ったけど痛がるところもなかった。」

「散歩の時、階段のところで抱っこしてやったのに…そのあと全力疾走してた…。」

みのちゃんは続けて言う。

「知ってる?犬は詐病を使うんやで…」「さびょう?」

「キャヒヒーン!」言って、痛そうな顔でしょんぼり寝込んでたよ…?

まあ、痛かったんだろうけど。大げさなところがあったのかも。

それにしても仮病の事を「詐病」と言うみのちゃんが、なんかおもしろかった。

この前は「○○がイモってさあ…」と言うので「イモってって何?」と聞くと。

「芋る」なんだって。芋に動詞があるなんて…びっくりだ。

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