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人生を振り返るアラ還

わたしのこと

 今年はうさぎ年、わたしは59歳になる。

来年はいよいよ還暦…?わたしが?…なんて、同級生はみんな思っているだろうな。

わたしのこれまでの人生を、ざっくりと振り返ると…。あくまでもざっくりとよ。

20歳までは親の庇護の元で育てられた暗黒の子ども時代。

20代30代は、結婚・出産・子育ての時代。これを経て、自らもやっとこさ「大人」に成長した気がする。

そして40代50代は、やっと大人になった自分を、より成長させた時代だったかもしれない。

今から20年前、2003年頃、わたしはアラフォー。

ふたりの子どもは中学生で自我が芽生え始め、わたしを母親だけでなくひとりの「人間・大人」としてシビアな目で見るようになっていた。…誤魔化しが効かなくなったというか。(自分も子どもの頃そうだったから、わかる)

それでなくても20代の子育ては、子どもが子どもを育てているようだと自分でも思っていたから…まるで自信がなく、母性本能だけで育てたようなものだった。

理屈じゃなく自然とわたしは「自分」を見つめ直すことを、この時始めたような気がする。そうしないとこの先、太刀打ちできないような気がしたのだ。反抗期の子ども達、大人になろうとする子ども達を目の前にして。

それでなくても幼稚園・小学校ではママ友付き合いなど流されるままの母親業、わたしの不本意な事でも受け入れて、今から思えば自分を見失っていたにも程がある。仕方がないけれど…。

 そんな2003年頃は、おりしも「クウネル(旧)」や「天然生活」「リンカラン」などと言う暮らしの雑誌が続々と創刊され始めた頃で。

それまでは、既存のファッション雑誌の数ページ扱いだったわたしの好みの内容が1冊になるのだから、わたしは水を得た魚のようになった。

わたしは家の事、暮らしの事をもっと見つめ直し「自分らしさ」を追及したかったのだ。他人に合わせ、流されるのはもうイヤだ…と。

それらの雑誌を食い入るように何度も何度も見返し、自分の中にに落とし込んでいった。

特に「クウネル(旧)」は、今でもわたしの教科書のようなもので、新たなわたしの世界(内面)を広げてくれた。

14年ほどで廃刊になったのが残念…。その後新しく生まれ変わった「クウネル」が発売されているけれど、内容ががらりと変わり、買ったことはない。

それらをきっかけに、自分の内面の世界を整え広げながらの40代、50代であった。それは生きることの喜び・張り合いであり「生きがい」につながり、暮らしにもそれが現れた。

そんなわたしを子ども達はどう思っているかは知らないが、ささやかながら「楽しそう」に見えていたら…嬉しいな。わたしの両親は、生きるのが楽しそうではなかったから。

そして来たる60代70代は身体が衰えるだろうが、より自由な考えを持って暮らしていきたいと思っている。

そして、好きなものに囲まれた暮らしをしていきたい。

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