昨日は午後から、パパを伴って生保レディーと面談の日だった。
おうちには、ワンワン吠えそうなももちゃんが居るので、近くのコーヒーショップで待ち合わせすることにした。
席を確保するため、早めに来店。することがないので、わたしはメガネを取り出しスマホチェックしながら、ふと正面に座っているパパに目をやった。
パパはコーヒーをすすりながら、きょろきょろして「まだかな」なんて言っている。早めに来たんだから…まだだよ…。
「あっ」と思って、「鼻毛が出ているよ」と指摘。
パパは指の関節部分で鼻毛を押し込みスンスンした。
…わたしも老眼だから普段は気にならないのだけど、休みの日などパパの顔をよくよく見ると鼻毛が出ているので、その度に指摘してやる。…でも、何度注意したところで改善する様子がない。以前買ってあげたパナソニックの鼻毛カッターがあるだろうのに。最近はそれも放置…ふふん、壊れたか電池がないのだな…。
以前のわたしは、そういうパパの身辺管理を一手に担っていた。なぜなら、若い頃のパパは激務で時間がなかったから「わたしがサポートしないと」「電池を替えとかないと」などと、思っていたのだ。
でも、それが元々の面倒くさがりな性分に輪をかけて、現在このような「自ら何もしない、できない」男にしてしまった…と、ここ近年は反省をし、極力手を出さないように心がけている。鼻毛が出ようが知ったこっちゃない、と思うようにしている。
面談は主に生保レディーとわたしのふたりで進められ、パパの任務は重要書類作成のサイン等。なので途中、何度も(長い…まだか…さっさとしてくれ)という無言の圧が、となりに座っているパパから伝わってきた。こういうの苦手なのはわかっている。1時間半、パパは我慢の時間であった。
帰宅して早速、洗面所の鼻毛カッターを点検してみる。案の定…掃除もされぬまま電池切れで死んでいた。パパには物に対する愛情が、まるで皆無なのだ。お世話をしない。
掃除をして電池を取替えるところから、これを機にパパに指導しようとしたが…姿がない。生保レディーとわたしに拘束されたので、身体がムズムズしてどこかに行ったようだ…全くもう。
それでも、落ち着きなくすぐ帰って来たので「鼻毛カッター復活したよ」と言うと、パアッ…と顔が喜びに輝いた。そして早速、ウイ~ンウイ~ンと鼻毛の手入れをするのだった。
そんなパパに、「使ったらね、ここを外して…その都度、こうやって中を掃除して?そいで時々は、ブラシできれいにするように」と、手取り足取り教える。「うわぁ、こんなに」なんて言いながら話を聞いているのか、いないのか。
その後、鼻毛カッターをウイ~ンウイ~ンさせながら、ねこやももちゃんを追いかけて嫌がらせをするので、「イラッ」ときてパパの腹にパンチを食らわせたことだった。
このようなことが、わたしがパパを「5歳児」と思う所以である。
外面が良く親切そう(ふり)なので、わたしがいくら周りに愚痴っても…皆、口をそろえて「そんな風には見えない」などと言うのだ。口惜しい。
ここで一句。
「秋靴を 卸し褒められ ご満悦」⤵



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