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不安におびえる夜

わたしのこと

 わたしが子供の頃おびえていた「恐怖」と言えば、「ノストラダムスの大予言」や「口裂け女」。

小さなわたしは、世界が滅亡するかもしれない…どうしよう、幽霊に殺されるかもしれない、どうしよう…などと思い悩んだものだが、それらは現実にはならなかった。ざっくりとまあまあ平和に子供時代を過ごすことができたと言えるだろう。

 そして大人になって、30歳の時、母親を亡くした。

初めての肉親の死というものを経験したその約半年後、「阪神淡路大震災」が起きた。

直接的な被害はなかったが、それまでの日常生活は一変し、その後の生活も変化を余儀なくした。

その時たぶん初めて「恐ろしいことは現実に起きる!」と実感したように思う。

夜中に目が覚めて、永遠に夜明けが来ないんじゃないか…と暗闇の恐怖を感じた時もあった。

 東日本大震災も直接の被害はないにしろ、リアルに恐怖を感じた出来事に違いはない。

怖いものは昔から、「地震、雷、火事、親父」と言われてきたが、とんでもない。

大きな台風や火山の噴火、新型鳥インフルエンザもあるし、大量殺害事件もある。

そして、新型コロナウィルスの脅威に2年以上も振り回されているという今の現実。

そしてそして先週、ロシアがウクライナに侵攻?戦争を始めたプーチンのあの冷たい顔よ…。

頼むから核なんか使わないでよ!

世界の片隅に存在しているだけのわたしだって、ブルーな気持ちなんてものじゃない!どんより灰色な気分だわ。

 南海トラフ巨大地震や富士山大噴火だっていつかは起きるのだ。でも第3次世界大戦だけはやめてほしい!

どれもリアルに感じられる恐ろしさよ!

…なんて考えてたらゆうべ眠れなくなって、浜省の武道館ライブ(昔のバージョン)の音源をイヤホンで聴いていた。2時間くらい。

反戦や社会派のロックの浜省を聴くのは、今タイムリーな事だと思うのだけど、わたしはただ単に浜省の声を聞くと、安心した気持ちになるのだった。

こうやって40年以上浜省に励まされて来たのだ。

 

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