一周忌法要は午後2時から。
お昼前の11時に到着したわたしとパパは、まずお墓の点検をすることにした。お墓は家から少し離れた場所にある。
昨夜、義兄は電話で「準備は出来ちゅうけんね」と言ったらしいが…わたしは内心不安だった。
…案の定である。
わたしとパパはお花を買いに行き、家のバケツやタワシを探し出して墓掃除から始めなければならなかった。義兄は「疲れたろう。座って休みや」と、長旅をねぎらってくれたが…座っているヒマはない。
お墓の場所に水道が無いので、5リットルのペットボトル2本で水を運ばなければならない。パパが車で2回運んだ。わたしは草を引き、墓石の汚れをタワシでガシガシ落とす。
朝方は肌寒かったのに、お昼になると日差しが顔に照りつける…暑い…汗が出る。ふたりで頑張って、なんとか小奇麗になった。ふう。
次は、おうちの祭壇を点検だ。う~ん…こちらもお花がしょぼい。よく見たら造花なんかも挿してあるなあ…。
再び花を買いに車で走る。田舎なのでお花屋さんなどないからスーパーの切り花コーナーだ。種類もない…百合みたいな花にした。(仏花などは農協に注文したらいいと後になって聞いたが…義兄に言っとくれ。)
義兄が注文した法要後の宴のお料理が届いたので、食器やテーブルの準備だ。パパが「兄ちゃん、お皿やグラスは?」と聞くと、義兄は押し込みの中から箱に入ったグラスセット、長く使われていない小皿20枚ほどを出してきた。
わたしは「…今?」と気落ちする。洗うところからじゃん!!嫁にやってもらっといてよ⁈それくらい。去年と同じなんだから段取りくらい分かるやろ⁈
布巾がないので…ペーパータオルを探していると、戸棚にプラスティックの白い「しゃもじ」がいっぱいあった。数えたら11本あった。そういう家になり果てたのだ。…義母が元気な頃は、こざっぱり片付いていたけれど…弱ってしまってからはこんな家になってしまった。周りの人も皆「仕方がない…」と諦め口調で言う。ううう。
向こうの部屋でパパが「座布団は?」と問うと、「暑いから要らんろう」などと言っている義兄…。無言で客用座布団セットを出してきて1枚1枚並べるパパ。内心ご立腹の様子…。
そんなスタートだったけれど、なんとか法要は執り行われた。お墓に移動してのお参りも無事に済んだ。その後もパパは、まだ気になるところがあったのか…水を掛けながら黙々と磨いていた。やはりご立腹なのだ。顔にも口にも出さないけれど…。
宴が終わった夕方になって、めほちゃんが来てくれた。今回も浜省Tシャツを着て登場。

浜省うちわを持って写真撮る約束をしていたから。パパに撮ってもらう。

めほちゃんは、わたしと高校時代からの親友(悪友?)であり、パパとは保育園からの幼なじみなのだ。だからいつも来てくれる。
わたしにとって帰省は憂鬱だけれど、友達に会えることが救い…。


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