先日の日曜日の朝のこと。
NHKの「自然百景」の軽快な音楽が流れてきたので「始まったよ!ちーちゃん!」と、ちびちゃんを呼ぶと、ちびちゃんはテーブルの下で、すでに画面を観ていた。
今回は早春の北海道の千歳川の風景だった。
最初、鹿が出てきて気に入らなかったのか、ちびちゃんはキッチンカウンターの上のウエットのごはんを食べに、ひらりと飛んで行ってしまった。あら、見ないのかしら。
次に出てきたのは千歳川の小魚をねらうヤマセミ(きれい!)。そしてオジロワシ。
ウエットを食べていたちびちゃんが、テレビの鳥に気づいてみるみる目をまん丸くした。
そしてキッチンカウンターからテーブルまで、ぴょ~んとひとっ飛びして戻ってきて、今度はテレビの真ん前に座った。
クマゲラ(キツツキ)が森の木をつついて虫を食べている。
その穴からしみだした樹液が凍って、つららになるのだって。
そのしずくをなめに、シマエナガや、シジュウカラの小鳥たちが集まってくる。
…ちびちゃんは、ちゅるちゅると動く小鳥たちに大興奮して、よりテレビの画面に近づきテレビの裏にいるのではないかと覗いたりした。
一方、わたしはナレーターの「ここはまるで森の喫茶店」という言葉に楽しい気持ちになった。
樹液のつららはきっとかき氷みたいな味なのだろうな。
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ここで思い起こすのが「たんぽぽ舎」という喫茶店。
かき氷が有名なのだけれど、まだ行ったことがない。
美味しくて高価なかき氷……1度チャレンジしてみたいと思っている。
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