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35年目の夫婦②

わたしのこと

 気温が低くなって涼しくなったが、きょうは午前中に雨が降ってじめっとした。

蒸し暑いのが苦手なので、テンションが下がる。

一方、パパは湿度で肌がひんやりとすることを「寒い寒い」と言うことが多い。

暑がりと寒がりの体質の違いもあるが、わたしには更年期の症状もあるから(以前よりはマシになったが)。

急に首から上がカーッと熱くなったりして、冬の間も扇風機(わたしのカモメファン)を回すことも…。

そんなわたしの「暑い、暑い」という嘆きは、パパには理解ができないようだ。

 夫婦になって35年になるが、結局分かり合えることはできなかった…。(もはや過去形)

これが夫婦10年目とかだったら「分かり合えるように努力」という前向きな言葉も出るのだろう。

いやいや、実際にそう思ったとしても、価値観の違いがあった。

もはやわたしの話を聞くことが苦痛な様子で、わたしの言葉はパパには理解されない。

そして、わたしにはパパの考えていることがわからない。

そもそも「男性脳」と「女性脳」とで、違いがあると聞いた。

だから理解し合うのは難しいのだろう。

また、わたしとパパは血のつながりもない他人である。

だから、親子の関係よりも「努力」や「思いやり」が必要だった。

でも逆に言うと、「努力」「思いやり」があったからこそ、35年も夫婦をしてきたとも言える。

あと10年か20年かはわからないが、夫婦は続いても…。

「仲良く縁側でお茶」なんて…想像ができないな。

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