中学校に入学して、みえこちゃんに出会った。
(みえこちゃんは1月のブログ「うれしいうれしい告知」に登場したみえこちゃん。)
勉強ができて。でも、出しゃばることもなくコロコロ笑う可愛い女の子。
13歳のわたしに初めての「親友」ができた。
やっと話が分かる人に出会った、と思ったんだ。
それまでは友達を選ぶこともできない小学校生活(人数が少なすぎて)だったから…。
入学早々に担任のりくおじ(陸男先生)が、紙に悩み事を書くように言った時。
13歳にして悩み事の多いわたしが「多すぎて、どれを書くべきか」と迷うのと違って、みえこちゃんは「悩み…ない。どうしよう」とコロコロ笑うばかり。
わたしは「こんな幸せな(?)人がいるんだ…」と驚いたのだった。
みえこちゃんは、わたしの欠けた部分を補ってくれるような存在だった。
だからわたしには必要な人だったんだろう。
周りの人達が「いつも一緒におるね」と呆れるくらい、いつも一緒に行動を共にした。
高校1年の終わりの頃だったか、みほちゃんと友達になった。
(みほちゃんは今回初登場です。)
同じクラスだったけれど、わたしは中学からの親友みえこちゃんがいたし、みほちゃんも同じ出身中学の友達とつるんでいた。
みほちゃんは先生に対してちょっと反抗的な態度を見せたりしていたので、まじめな優等生風のわたしには近寄りがたい存在だった。
名簿順の列に並ぶ時、みほちゃんとわたしは前後だったから話すようになったのかもしれない。
話してみたら、ある時めっちゃ意気投合してしまった。
わたしは家が遠いので、高校の寮に入っていた(みえこちゃんも)。
そこで寮の近くに住んでいるみほちゃんが、夜こっそり遊びに来るという計画を立てたのだ。
いけないことをするのは楽しい。
忍者のようにみほちゃんは家をぬけだし、約束通りにやってきた。
10時だったかの消灯後、わたしとみほちゃんは一緒に並んで寝ころんだ。
そして、朝までおしゃべりしたんだ。
たぶんそれまでのそれぞれ自分の「人生論」を語りあったのだろうけど。
たったの16年だから一晩で足りたと思われる(笑)。
楽しくて、おもしろくて、ふたりで声を殺して「クックックックッ」笑った。
夜が明ける前に、みほちゃんはまた忍者のように帰って行った。
この一晩で「親友」となった。
それから常に行動を共にすることになる。
今思えば、みほちゃんはわたしの殻を破ってくれた人だと思う。
みほちゃんは地元に住んでいるけど、今ももちろん「親友」だ。
高校を卒業してからの「親友」の「みー」についてはきのう書いた。
でも「みー」とは連絡とってないんだ。
こうして、わたしにはいつも一緒にいてくれる友達がいて、今まで生きてこられた。
わたしはどうしても狭く深い付き合いをしてしまうようだ…。
わたしの「親友」の定義は周りに堂々と「ともだち!」って自慢できることかな。
「親友」とわたしが定義した3人に共通点がある。
名前が「み」で始まり、血液型が「O型」、そして「可愛い」だ。
ちなみに娘のみのちゃんも…「O型」である。
これを聞いたらみのちゃんは、「ええ…!」って思うだろうな。
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