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親友からの電話

わたしのこと

 朝10時に買い出しに行く。

明日の分も、と思って買ったらリュックがずっしりとなっちゃった。

「暑い~暑い~」とふらふら帰って来た。

 さっそく、ももちゃんのスープ作りに取りかかる。

みのちゃんから「うんとおいしいのを作ってやって」と言われている。

「……」言葉も出ないわたし。

気持ち悪い鶏ガラのスープ、きょうは昆布からも出汁をとる。

イノシン酸、グルタミン酸…とつぶやきながら。

ふたつが合わさると旨みがアップするらしいから。

 午後、友達のみえこちゃんから電話があった。

ラインではしゃべっていたけど電話は久しぶり。

みえこちゃんの所にもファンクラブの会報が届いただろうから、ライブのことだろうと察知する。

…2時間くらいしゃべった。

浜省ライブは「たぶん無理かもだけど、一応申し込みはしとこうかな」って言ってた。

おととい、みほちゃんからも電話があって、参加は無理と言うことだった。

ふたりともお年寄りの介護事情があるのだ(おばあちゃんだったり、仕事だったり)。

…それでも、もやもやが残るわたしは我儘なのだろう。

高校時代わたし達のBGMは浜省だったから、みんなでライブに行くのはわたしの夢なんだ。

みえこちゃんとは2020年1月に行くことができたけど…(ブログ「うれしいうれしい告知」で書いた。)

みほちゃんと行くことは今だに実現していない。

わたしは、みほちゃんとライブの興奮を分かち合いたい。

それはきっと、今後のわたし達の支えになるに違いないと思っているから。

浜省はいつまでも元気でカッコイイけれども、69歳。おじいちゃんだ。

わたし達だって、元気に集まれるのも今のうちではないのか。

ここ数年、年ごとに危機感を感じてしまう。

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