スポンサーリンク

わたしの旅路は続く

わたしのこと

 きょう10月11日は、骨折1周年の日。

先日、病院で担当医と「もう1年!…早いねえ」と話したことだった。

公園の上り階段で足を引っかけて転んで、右手を「ガンッ」とうちつけた瞬間。

わたしの人生のレールも「ガンッ」と脱線して、違う路線のレールに乗っかっちゃったんだ。

失神寸前の、目の前真っ暗な空間、そして真っ白な空間をさまよった後、わたしの周りの景色が変わってしまった…。

その後、わたしは早い段階で、それを受け入れてキョロキョロと違う景色を見た。

それまでのレールの方から「おーい、こっちこっち~」と遠い声がしたけど…わたしは振り向かなかった。

それまでの景色に飽き飽きしていたのかもしれない。

前のレールに戻る気持ちには、ならなかった。

戻りたくなかった、と言ってもいい。ごめんなさい。

もう1年ではあるけれど。

まだ1年でもあって。

この先の旅路がどうなるのかは、まだわからない。

自分がこの先、何を思いつくかもわからない。

でも、きっと良い方向に行く旅だと信じている。

それは家族が見守ってくれているからに、ほかならないのはわかっている。

わたしを支えてくれて、助けてくれているから、のんきな旅が続けられるのだ。

そうでなかったら、自分の気持ちがどうのこうのなんて余裕はないだろう。

そして、良い景色の旅路にはならないだろう。

ひとりぼっち、真っ暗なトンネルの景色ばかりかもしれない…。

わたしもまた、同じように。

家族や周りの人たちそれぞれの旅路が、良い景色であるよう願っている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました