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まだ見ぬ未来にドキドキする?

わたしのこと

 きょうも気温が少し低いけれど、太陽がサンサンとしている。

洗濯をして干せるだけ干す!きょうは気分がいい。

いつものスーパーに買い出しに行って、また割引きのお肉を買った。お弁当用の牛肉のしぐれ煮用。もはや何でもかんでも、「割引き」でないと買えない物価上昇なのである。

 帰り道、おしゃれな美容院のガラス越しに中学生くらいの女の子が見えた。カットしたての髪を気にしている。お母さんが寄り添っている。春休みに中学校入学の準備をしているのかもしれないな…。

ふっと、懐かしい風が吹いた。

わたしも中学入学前の春休みに美容院に行かされた。それまでは長く伸ばしていたのだが、中学校には校則というのがあって、いろいろと面倒らしい…ということで。

母が「まあるく切ってください、言いなさい」と言うので、それを頭で唱えながら、ひとり美容院に向かう。わたしのセリフはこれひとつ「まあるく切ってください」、あとは首を縦に振るか横に振るか、で切り抜けるつもりだ。

自分でも「いい感じに散髪されたらいいなあ…」という希望はもちろんある。でも、どうなるのかは母の「まあるく切ってください」と、美容師さんのセンスに任せるしかない12歳のわたしだった。

結局、今でいうところのマッシュボブ?まあ「おかっぱ頭」だけど、母は前髪をぱっつんにせずに丸いラインにしたかったようだ。

良くなったかはわからないが、長い髪が短くなってちょっと「変身」した気分になったのを覚えている。

また、春休みに通学用の新しい自転車を買ってもらった。それまで、どこかの誰かのお下がりの子ども用自転車で遊んでいたから、とてもうれしかった。パンフレットを見て形も色も選ばせてもらったのがうれしかった。アイボリーの色の自転車は遊び用ではなく通学用なのだ。…なんて素敵。

これからの未来がどうなるのか…何が待ち受けているのかわからない12歳のわたしは、不安よりも、よくわからない期待に満ちあふれていたように思う。「これからのわたしに何が起きる?」と、ドキドキワクワクだったのだ…。自分でも伸びしろ半端ない感じがしていたのだろう…。

中学生の頃を思い出して描いた。⤵

ダサダサだけど夢見る乙女。みえこちゃんと途中の分かれ道までおしゃべりしながら帰るのがお決まりだった。…春の田舎道は、のどかであった。

 …などと思い出に浸りながら「今はどう?」「この先の未来に期待する?」「ワクワクドキドキある?」と、食料品荷物を振り回しながらゆっくり歩く。

ないわ…。

もちろん浜省ライブがあるけれど、それは想定範囲だもの。

あっ、あったわ。

来月センパイと旅行に行く計画を立てている。「主婦旅」なんて初めてよ…。どうなることやらわからないから…ドキドキワクワクするわ。

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