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主婦旅は「高知旅」①

おでかけ

 旅の計画を立てている時、わたしが「雨が降らなきゃいいが…」と天気の心配をすると、「わたしら日頃の行いがええんやから…晴れるわ!」とセンパイが言うのだ。

…なのに。27日の旅立ちの朝、バス停で雨に濡れるふたり…。

低気圧が通過中で、まさしく朝のこの時間が雨のピークとなっていた。

それでも、ここをしのいでバスに乗ってしまえば…天気は回復していくはずである。

湿っぽい体で、やれやれと言う思いで高速バスに乗りこみ、シケの明石海峡大橋を渡って淡路島を縦断し、徳島県に入った頃には雲の隙間の高い所に青空が見えた。

「やっほー!青空!」とバスの大きな窓から、空を見上げる。

お昼前に高知駅に着いた。

3時間前、バス停で雨風の寒さに身体を震わせていたのに、南国高知の日差しは一転「初夏」であった。

センパイは、朝の雨で濡れたままの傘を今度は日傘にした。わたしは帽子をかぶった。

高知の路面電車が走る大通りを、てくてく歩いて「セブンデイズホテル プラス」に向かう。午後3時のチェックインまでにはまだまだ時間があるが、背負っているリュックサックだけ預かってもらうことに。

荷物を預けたら身体が軽くなり、心も弾む。まずは昼食だ。計画を立てた「旅のしおり」には「カツオ」と書いてある。「カツオのたたき」は、旅の目的のひとつである。

帯屋町商店街にある、にぎやかな「ひろめ市場」の建物に入って、ぐるりとお土産や飲食のお店を見て回った。

ガラス越しの向こうで、ぼうぼうと炎をあげて藁焼きしているカツオのたたきを注文した。塩とタレの食べ比べセット。5切れずつ盛られている。(写真は1切れ食べた後…)

大きな1切れをほおばって、目をまんまるく開いてうんうん頷いてセンパイに「おいしい」を伝えたら、続けてほおばったセンパイも「来てよかった!来たかいがあった!」などと、早々に感無量の感想。まだ旅は始まったばかりだよ。

普段はタレ(ポン酢)で食べることが多いが、塩で食べてみると…こっちが気に入ったことだった。塩、最高。

お次は、高知城に上る。

お城の中はひんやり。展示物を見ながら天守閣まで上ることに。

ぐるぐると次々に登場する階段の傾斜がキツイので、はしごを上るように手足を使って這い上がる。「コケなや~」と声を掛け合いながら…。

天守閣の最上階のお部屋は、思いのほか狭かったが、さわやかな風が吹き抜けた。

外の手すりを掴んで高知市内の景色を見渡しながら、センパイに「桂浜はあの山の向こう」、「わたしの田舎はあっちの方…」などとガイドするわたし。まじめに聞くセンパイ。

降りてきたら、疲れて暑かったので高知名物「アイスクリン」を食べることに。

今はソーダやチョコ味、ゆず、抹茶、いちご…と色々な味があるのだなあ。わたしは、おばちゃんに「昔からあるやつ」とたのんだ。センパイはゆず味。シャリシャリと水分が多くて、やさしい甘さ。コーンの部分もおいしい。子どもの頃よく食べたなあ。懐かしい。

改めてホテルに戻って、午後3時にチェックインを済ませた。

それからは、帯屋町商店街にある雑貨屋さんめぐりの時間。街歩きは楽しい。

セブンデイズホテル近くの「羽布(うふ)」という雑貨屋が、大人可愛くて1番良かった。センパイは、かごバッグを、わたしは食器類を買った。

晩ごはんは「うな重」と決めていたが、どのお店も売り切れのようで…うなぎ屋さんは断念。急きょ、お寿司屋さんの「うな丼」になった。それはちょっぴり残念な気持ち。

でも、この時点で歩数が2万歩を超えていて「もう歩けない…」状態だったので、まあまあおいしい「うな丼」を食べたら少しパワーを取り戻すことができた。

 さて、今回のセブンデイズホテル プラスでは、コネクティングルームという部屋を選んだ。ふたつのお部屋が中で繋がっている様式。それぞれのお部屋は狭いが、ベッドはセミダブルなので快適。

バストイレがそれぞれに付いているので、お互いに気を使わないで済む。主婦旅にはうってつけだと思った。

ユニットバスで狭いけれどバスタブにお湯をはり、入浴剤も入れてゆっくり浸かった。なんせ2万歩歩いているので足腰に痛みが…。

夜は早めにベッドに入った。疲れた身体はぐったりとなったが、脳は興奮状態でなかなか寝付けない。…旅に出るとそれはいつもの事だけれど。

センパイは「ベッドがふわふわよ」と言ってはしゃいでいたが…眠れているだろうか。

わたしは、それでも高知の夜景を眺めて、計画通りにミッションが遂行されている事に達成感を感じ、願いが叶ったような…しあわせな気持ちになるのだった。

つづく。

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