…わたくしの失敗。

　6月６日、きょうはハローワークの日。5月9日以来、2回目。

昨夜、持参する書類を手提げ袋から出してみた。するとなんと！

「説明会」に5月22日に出席するように書いてあるではないか。わたし、行ってない！…「出席できない場合は事前に連絡を」とも書いてある。しまった！

わたしは、てっきり次回は6月６日と思い込んでいた。1か月に1回くらいなら頑張れる…なんて悠長なことを言っていたが、そうではなかった。みえこちゃ～ん…。（みえこちゃんもハローワークに行っている仲間）

パパに「わたし間違った！」と訴えてみる。「へええ～？」と気のない返事。

みのちゃんに「わたし怒られる？」と聞くと、「怒られるね」といつもの意地悪。

くすん…それでなくても行きたくないのに…ますます気が重くなる。…そう、行きたくないと思っているからこうなるのだ。

そして今朝、早めにハローワークに出向いた。

受付で悲しげに「説明会をすっ飛ばした…」と訴えると…。

全然大丈夫だった！

前回もそうだったけれど、親切に対応してくれた。さすがプロフェッショナル。

来週の12日の「説明会」に改めて参加することになった。「必ず…受けてくださいね」と優しく念押しされたが。

そうよ。「わたしが犯してしまう失敗なんて…所詮どうにでもなる、大したことでは無いのよ」なんて…途端に強気になるわたし。

本当に失敗が許されない事柄であったら、もっと当初から緊張感を持っていただろう。…なんてね。

先週の仮通夜の晩のことを思い出す。

台所で湯飲み茶わんを洗っていたわたしは、ひとつ落っことして割ってしまった。田舎の台所はモルタルの土間（土足）なので、湯飲みは粉々に割れた。

すると、何もせず居間でテレビを見ていた長男の嫁に「だいじょうぶ～？」と言われた後、「失敗は誰にでもありますけんね」と慰められた。…なんだかムカついたっけ。「失敗」ってあんた。

帰省中、長年会わない親類や同級生ら、たくさんの人に会うことができた。それは、嬉しく楽しい出来事の数々だった。

だけど、あまりにもたくさんの人と接したせいか…。今は人と会いたくない鬱屈とした気分の中にいる。脳が疲れたか？わたし。

わたしのマルベリーちゃん。