きょうは「病院の日、病院の日」と、すっぽかさぬよう自分に言い聞かせる。
月に1度のボンビバ注射の日(骨粗しょう症予防)。そして1か月分の薬をもらう日。
午前中、雨上がりの公園を通って病院に向かう。…湿った空気がひんやり、まとわりつく。
草木は青々と茂り、梅雨の恩恵を受けた紫陽花も元気よく葉を広げ、花を咲かせようとしているところ。1か月で、自然はこんなにも変化があるのだなあ…。
その時、ふと気が付いた。
右手の指2本の痺れ…治ってんじゃない?
左手でさすってみると、うっすら痺れているものの…随分と軽減しているではないか。そう。ここ最近、指の痺れを気にすることなく過ごしていた…すっかり忘れていたのだ。
ひどい痺れがあった頃は、ジンジンするのが気になってイライラするほどだったのに。
わたしの中の治癒力よ…ありがとう。
手術をしてくれた担当医に告げると、「良かった~気になってたから…。半年以上かかったか~、長かったけど…」と言ってくれた。痺れの薬も、もう要らない。(飲み忘れがいっぱいあるので、それを飲んで終いにしよう。)
ひとつ片が付くのは、嬉しいことだなあ。「片が付く、手放す」って気持ちがいい。すっきり。
諸行無常だ。
この世のものは絶え間なく変化し続けている。良いことも続かないし、悪いことも続かない…。
わたしはまだ生きているから、いろいろな事が起きて…日々を過ごしていく。
楽しいイベントはあっという間に過ぎてしまうし、心や身体の傷はいつしか消え去る。
その延長の先、わたしは冷たくなり、砕かれた骨になるのだ。
なんだか…まだまだ暗い(?)わたしである。
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