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ももちゃんの夜と朝

猫のこと・犬のこと

 夜。

ももちゃんは、みのちゃんが「さあ、寝ようかな」と言うと「お供します」と一緒に寝室に向かう。

…ふたりとも疲れているのだろう。

ふらふらヨタヨタとした足取りだ。

ももちゃんは頭を下げて、おしりを左右にプリプリさせながらみのちゃんの後についていく。

 寝室には、ももちゃんのハウスがあり、床の上にふかふかマットも敷いている。

どこでも自由に横になれるのだが、わたしが時々覗くと、ベッドの上でみのちゃんと一緒に眠っていることが多い。

 夜中に起きてくることは、ほぼ無い。

ふたりはぐっすり眠る。

 朝。

ももちゃんは、目が覚めていてもみのちゃんが起きるまでは、「ももちゃんも起きない」らしい。

みのちゃんが起きると、先に部屋から飛び出して「やれやれやっと起きた」と廊下で伸びをする。

 こうして、また一日が始まるのだ。

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