わたしとパパがホテル泊でいない間の、みのちゃんと犬ねこ達の様子は…と言うと。
リビングでのびのび過ごして快適だったらしい。
わたしに「おいしいものを出せ」と絡んでくる問題児ククちゃんは、みのちゃんにはそんなことしなかったそうだ。
みのちゃんの方も「総合栄養食」ではない「モンプチスープ」や「ちゅ~る」などの「一般食」を与える必要はないという考えで、敢えて出さなかった。
ただ、自力でククちゃんはおいしいものを台所で漁り、鰹節の小袋を嚙みちぎったりして台所がえらいことになっていたらしいわ。
わたしはわたしで、悪魔のククちゃんと朝の攻防戦が1日だけでもなかったのは、正直言って心が休まった。
わたしが三宮から帰宅した時、ククちゃんは待ち構えた様子で「ギギギギギェ~」と怪獣のように絡んできた。
そりゃあ、あげてしまうわよね。
しかしながら、やはり朝の攻防戦はなんとかしたいと思っていて。
最近は、朝と言うより夜中から始まっているから。
わたしの腰の痛みも復活してきているので、状況的につらい。
昨夜、みのちゃんから「みのの部屋で寝たら?ドア閉めたらいいねん」と提案があった。
「え、でも。ももちゃんの小屋もあるし大丈夫かな…」
「ももはどこでもみのと寝るよ。」
そう言ってくれるならやってみようということで、わたしはみのちゃんのベッドで、みのちゃんはわたしのベッド(硬いソファーベッド)で眠ることにした。
朝の6時まで安眠できた…ぐっすりだ。
ドアを開けると、ククちゃんが寝そべってわたしを待っていた。
悪魔、怪獣、問題児のククちゃんだけど、静かに健気に待っていたようだ。
でも!わたしも心を鬼にして「モンプチスープ」を与えないことにした!
実際あと1袋しかないのだ…。
ククちゃんの好きな「モンプチスープクリーミー」は、決まった店にしか置いていない代物で、わたしの行動範囲では買うことができない。(ほかのモンプチスープは食べない)
「食べなくてよろしい」と厳しいみのちゃんは買ってきてくれないし…。
台所でわたしの足に纏わりつくククちゃんに、いつもの「総合栄養食」のカリカリをお皿に入れて与えてみた。
だまされた感じなのか、仕方がない感じなのかわからないが、カリカリ食べている…。
途中で「これじゃなーい!」って言ってたけど、放っておくことにした。
さあ今後どうなるのだろう。
わたしとククちゃんの試練が始まったのだ。
これを乗り切ることが出来たら…。
わたしにとってもククちゃんの健康にとっても、買って来るみのちゃんの負担も減ることになって。
トリプルいい事なのだけど。
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