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♪「この新しい朝に」

暮らしのこと

 旅先のホテルのベッドでも、なかなか熟睡ができないわたしだ。

なので、3~4時頃には目が覚めてしまう…。

でも、楽しい旅先だもの…そのホテルの窓から夜が明けるのを見ると、とてつもなく幸せを感じるのだ。

ある時は、朝日があたる冬の富士山。(東京)

ある時は、秋の豊平川の流れ。(4年前の北海道)⤵

初めての風景を眺めながら、コーヒーを飲むのは至福の時よ。

ここ近年は、近くの温泉付きホテルに泊まることが多かったので、誰もいない夜明けの露天風呂を楽しんだ。

…贅沢な時間だ。

 さて、昨夜の晩ごはんは、白菜などの野菜と豆腐の味噌汁をとにかく作って、あとは塩鮭を焼いてニラ玉を炒めるだけ、という簡単なもの。

右手が使えないので、なるだけ包丁を使わなくて済むように。

わたしは早く抗生剤と痛み止めの薬を飲みたかったので、先にサッと食べた。

あとはそれぞれ食べてもらって、食器洗いも各自お任せにした。

その後、2日ぶりのお風呂に入って早めにベッドに入ったので、仕事帰りのパパの顔もほとんど見ていない。

お風呂上がりの自分のベッドの気持ちがいいことと言ったら…!(みのちゃんのベッドだけど)

 そして翌朝(今朝)5時に目が覚めた。夜明け前だ。

…何とも言えない幸福感があった。

そして、旅先の朝を思い出したのだ。

ベッドの横の北向きの窓を少し開けたら、新鮮な冷たい空気。

そして、遠くの小高い山や建物に朝日があたっていた。

日常になると忘れてしまうが、非日常に身を置くと改めて「幸せ」を感じることができる。

それが病院だったらなおさらだ。

…せっかくなので、コーヒーを入れてベッドまで持って行った。

そして、コーヒーを飲みながら「きょうはあれもしよう、これもしよう」と次々に思いつくのだった。

(♪「この新しい朝に」はコロナ禍になってからリリースされた浜省の曲。来月のライブのセットリストにも入ってるから楽しみ!)

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