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2021年10月11日骨折の日③

わたしのこと

 山をロープウェイでサッと降り、電車とタクシーを使って1時間くらいで病院に着いた。

整形外科。若い女の先生が、「転んだの?頭とかは打ってない?」と早速診察。

まずはレントゲン。…骨折していた。

CT検査。手首の橈骨(とうこつ)という部分が2箇所折れていた。

遠足仲間の3人には大変な迷惑をかけ、お世話になり、結果骨折で少なからずショックを与えてしまった。

骨折という非常事態になったので、フットワークの軽いみのちゃんに来てもらうことに。

遠足仲間にお礼を言って解散。

まず、折れた箇所のズレを直す、と言う。それって考えただけで痛いんじゃん。

レントゲンを見ながら?ふたりの医師が、私の腕を引っ張りっこして、

「そうそう!もう少し!そう!そう!…よし!」と力ずくでズレを直した。

レントゲン室で暗かったのか、目をつぶっていたから暗かったのか、暗闇の記憶。

この人たちは私の手を直してくれているんだ!と自分に言い聞かせて、痛みをこらえた。

そして、ギプスを装着する。ずっしりとなった。

これから腫れてくるから、と電動のこぎりで切れ目を入れられた。(ギプスカッターというらしい)

プレートを入れる手術を選択することになった。

プレートを入れるとギプスは要らない。治りも早い。でも骨がくっついたら取り外す手術をしなければならない。

4日後、手術することになった。2~3日の入院。

手術前のいろいろな検査を、サクサクと流れ作業で進める。もはや記憶がない。

いろいろな説明や書類関係は全部みのちゃんにゆだねた。

みのちゃんは、ケガで2回肩の手術を経験しているので頼もしい。

 4時すぎに帰宅。

ギプスの手をぬれないように、ビニール袋でカバーしてもらってシャワーをした。

ももちゃんを犬の幼稚園に預けているので、「迎えに行ってくる。」とみのちゃんが出て行った。

ひとりになった。

洗面所の鏡に映る骨折右手の私…。

声を出して泣いた。

 パパが急いで帰ってきた。「大丈夫か…。」

ベッドで半身を起こして、ことのいきさつを説明していたら、身体がぶるぶる震えてきた。

振り返ると大変な1日だったのだ。

お昼のお弁当はパパが食べた。

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