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はんてん娘の買い物

家族のこと

 昨年末に観た「カルテット」のように、ハマるドラマがあれば毎日が楽しいのだけど…と思ってNetflixを検索しても…う~ん良さげなのが見当たらない。

…何度も観た「逃げるは恥だが役に立つ」の第1話をつい再生してしまった。うーん…おもしろい。

ガッキー(みくり)が、主婦業を仕事にしてあれやこれやと奮闘している姿を見て、わたしも頑張ろう!と思えるから繰り返して観てもおもしろい。

そういう前向きになれるドラマがいい。

一方、みのちゃんも、連ドラを仕事の合間合間にスマホで観ている。最近は昔の朝ドラ「カーネーション」。これももう何周もしているはずだ。

それも観終わってしまい、みのちゃんはとうとう「おしん」に手を出した。おしんちゃんは1年間の朝ドラだから見ごたえがあるはず…。「働き者のおしんちゃん見るとやる気が出るよね!」と言うと「そうやねん」なんて言っている。

 今朝、もも散歩前のみのちゃんに「朝ごはんどうする?」と聞くと。

「食べる、ピザトーストでいいや」なんて言うけれど…「玉ねぎとチーズが足りないわ」。

みのちゃんは「買って来る」と言って、ももちゃんを連れて出かけて行った。

みのちゃんがスーパーで買い物するなんて珍しいので、一応チーズのパッケージの写メを送っておいた。

 みのちゃんが散歩から帰って、スーパーの袋をどさりと置いた。玉ねぎ、チーズの他に、明石海苔、カステラ5個、ねこのカリカリ、などを買っている。

ねえ、その「はんてん姿」で買い物をしたの?と聞くと、「そうやで」なんて言っている。10年くらい前に、わたしがクリスマスプレゼントした「はんてん」は、確かによく似合ってはいるが…。

はんてん姿のみのちゃんは、車にももちゃんを置いているから急いで買い物をしなければならない。それと、「わからなくて探す」というようなムダな時間は有り得ない。「フットワークの軽さ」がみのちゃんの信条なのだ。スピーディーなので、はんてん姿をさらすのも「一瞬だから平気」いう事なのだろう。

実際、買い物の様子を聞いてみると。

玉ねぎはすぐわかったけど、チーズがどこかわからず店員に聞いたら、「はい、こちらに!」と連れていってくれた。次に「カステラは?」と聞いたら「はい、こちらです!」とまるで「おしん」に出てくる女中のように言う事を聞いてくれた。

でも、そのカステラはみのちゃんの思うやつと違うくて「もっといいやつ」と言ったら、「はいっ!」と、別の場所に案内してくれた、と。

女中(店員)のおかげでサクサクと買い物が出来た(滞在時間は10分もかかっていない)事に、みのちゃんはとても満足していたが…。

わたしは、スーパーの開店早々に現れた「はんてん娘」が、店員をつかまえて次々に案内をさせている姿が頭に浮かんできて、可笑しくてたまらない。どうか知った人に見られていないことを願うばかりだ。

「おしん」を観ると、日常生活にも影響をおよぼす。

おしんちゃんの生活の苦労を思えば、自分達はなんと贅沢で幸せな暮らしをしているのだろう…と思い知らされる。はんてん姿のどこが悪い、という気にもなる。

そして、働き者のおしんちゃんを観ると、仕事への意欲が増し増しになるのだ。

おしんちゃんリスペクト。

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