相変わらずククちゃんは「ギャーギャー」怪獣のよう。
「おいしいもの(ちゅ~る)をくれろ!」と、わたしにまとわりついてくる。爪を立てたりかじったり、そのしつこさと言ったら!
わたしが寝ていようが起きていようが…お構いなしだ。
なので、根負けして与えてしまう…。
ククちゃんは、そうやってお腹が満ち足りると、寝床でグーグーいびきをかいて眠る。
いびきがうるさいが、わたしは「眠っている時が一番かわいい…」とさえ思う。
もこもこ毛布の上で、丸くなって気持ち良さそうに眠るククちゃん…。
だが、そこに災難が訪れることが度々ある。
豆柴ももちゃんが遊んでいて興奮状態の時に、眠っているククちゃんが容赦なく襲われるのだ。
ももちゃんは、ククちゃんに覆いかぶさって「ガルル、ガルル」と耳やら顔やらをガブガブガブガブ!
がっつり顔を丸ごと食べられることも…!
よだれまみれのククちゃんだ。
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そんなククちゃんを、わたしは「かわいそう」とは思えない。だっていつもわたしがされている事だから…。
むしろ「やっちまえ」くらいな気持ちになるのだ。
それでも、頑として寝床から離れようとはしないククちゃんであった。⤵
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