「妙」とは…
①言いようもなく優れているさま。きわめてよいこと。また、そのさま。
②不思議なこと、奇妙なこと。またそのさま。
銀色夏生さんの「つれづれノート㊻」が発売なので買いに行く。
4月と10月のお楽しみ。㊻だなんて…すごい続きようだ。それを読むわたしも…どうなんだ。
さっそく読み進める。
銀色さんは故郷の地(宮﨑)に帰って、ひとり畑を耕したりして暮らしている。なので今回のサブタイトルは、『ひとつの小さな楽園を作る』だ。
わたしは畑に興味はないし…銀色さんの楽園の花にも興味がない。でも彼女の暮らしぶりは…いつもぶっ飛んでいて、わたしの基準でないはるか斜め上なところが面白く魅力的。…まさに妙。
今回もしょっぱなから(まだ途中だけど)、出店の古道具屋さんで仏像に出会い…悩んで家とお店を行ったり来たりしながら…結局買う銀色さん。その仏像は怒った顔と炎の「不動明王」で高さ80センチもある。お店のおじさんと意気投合して8000円のところを7000円にしてもらった、と言う。
銀色さんは、「考えなくてもいいことをぐるぐる考えてしまう時、不動明王の剣で断ち切ってもらおう!悲しい時、辛い時、最も頼りになる不動明王様!」と、仏像を心の拠り所、アイコンにした。
そして不動明王様を、生活している場所に設置して毎日撫でたり拭いたりしている。何やら飾ったり…。あだ名を付けよう…ともしている。
わたしも去年…脳内に仏像ブームがきて「欲しい…欲しい…釈迦像が欲しい」とさまよった時期があった。その時は出会いがなく今に至る…が今でも「自分の仏像」が欲しいと思っていて、そこは銀色さんと共感するところ。
でも怒った鬼の形相&炎…はないな、80センチはないな…と銀色さんの偉大さ?を首を横に振りながら思った。
また、この話もわたしは首を横に振ったのだけど…。長期間にわたり庭で観察していたヘビ(ピー助)が動かなくなって「冬眠か?」としばらく見守っていたが(約2週間…)、ある日青いハエがピー助の頭に止まっているのを見て、やっと「死んでいる」と気付き、気持ちが悪いのでその場に畑の土をかけて「ピー助古墳」なるものを作りお花を飾る…銀色さんよ。「墓でなく古墳なのね…」とわたしは思った。

日常にこそ、その人の人生。
その銀色さんの新刊を、いつものスーパーの3階の本屋さんで手に入れ、1階に降りてみたら…何やらバザーを盛大にやっていた。ご婦人達の手作りであろう品がいくつものワゴンや台に並べて売られていた。
布小物、編み物作品、などなど。作り手がたぶん年配者(わたしもだけど)なので、いわゆる「おばあちゃんの手作り雑貨」という感じ。
見なくてもいいが…ふらふらと近寄ってみた。わたしは道の駅などでも現地のご婦人の手作りコーナーを見るクセがある。
アクリルたわし、編みぐるみ…。お、パンダがある。掴んでみた。すっとぼけた表情のパンダはわたしの「かわいい」ではなかった。他には、毛糸の座布団500円…配色が良ければ…欲しいと思うかも。ご婦人に「裏も見てね」と声掛けされる。裏の配色も…なぜこの色?
わたしは編み物も手芸も得意でないから、作り手を尊敬するし、物を作る事はすばらしいと思っている。…だからと言って売り物になったそれらを「欲しい」とまではなかなか…ね。
でもたまに、稀に、奇遇に!わたしの好きな毛糸の色やデザインの物に出会うことがあるのだ。それを見つけた時は「ありがとう。わたしの好みに作ってくれて」と思う。それで100円、200円だなんて。手作りだからオリジナル性が高いところがいい。
ほら、かわいいでしょ?過去に出会ったもの。

赤いねこは、みほちゃんがどこかで見つけてくれた小物入れ…(みほちゃんも妙な人)。
まあ、割合で言うと100個のうち1~2個くらいの出会いかな。
妙な物に出会えるとうれしい。


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