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あこがれの主婦業

わたしのこと

 みのちゃんのベッド2日目。(ククちゃん対策)

ゆうべは「月の湯舟」の温泉に連れて行ってもらい、腰が良くなるようにゆっくり温泉に浸かったので、とても気持ちよく入眠。

ククちゃんが来ないようにドアを閉めていることもあり、朝までぐっすり。

7時過ぎに、ももちゃんの朝散歩を終えたみのちゃんが部屋に入って来て、窓を開け放ち冷房を切ってくれるまで爆睡であった。

寝起きのわたしの顔をちらりと見て、何も言わず出勤して行った。

みのちゃんの出勤時間は日によってまちまちで把握してないし、ぱぱの出勤は早すぎることもあって。

ふたりとも「おかまいなく」状態なので無理に起こされることもない、しあわせな(?)わたしなのだ。

だから、家の中のことはちゃんとしなければ…!なんて思う。

これがわたしの仕事なのだから…。

 

 「家事」はとても奥深い仕事だと思っている。

わたしは子供の頃から「家事」の手伝いは嫌いではなかった。

小さい頃から食卓のイスに乗って洗い物をしていたし、母のやり方を真似て掃除、洗濯をしていた。

台所でも、料理をする母の助手のようにピッタリ付いて手伝った。

そのうちわたしは「手伝い」ではなく、自分の家庭を持って自分が主婦になりたいと思うようになった(中学生の頃だったかと思う)。

それは、わたしが子供の立場のこの家庭が、わたしにとっては「なんか違う。」と、ある日ある時気が付いたから。

それからは「早くここから抜け出さなくては。ここに居たら自分がダメになる。」と漠然と思うようになった。

でも一方で、やはり親の庇護から離れる心細さはあり、精神の不安定な両親を見捨てるような罪悪感も少しあった。

夫婦仲が不安定な両親は、兄とわたしを心の拠りどころにしているところがあったから。

でも、この家庭にいたらダメだという自分の「気付き」の方が強かったので、高校を卒業して親元から離れることは必須だったのだ。

 あこがれの自分の家庭を、高校を出てから約5年後に持つことができた。

あこがれの専業主婦になることができ、母親にもなった。

わたしは、今一度自分をも育て直す気持ちで主婦業をしたように思う。

それは、「自分が子どもの立場だった家庭」を塗り替えるようなやり直しの作業でもあった。

だから、独り善がりな主婦、母親だったかもしれなくて反省点は多々ある…。

パート勤めも始めたが、それでも主婦業の方を一番に思ってここまで来た。

 「家事」は奥深くて、未だに学習を要している。

購入する本も、観るテレビも暮らしに関わることが多い。

巣作りをすること、家で暮らすことが好きなのだ、たぶん永遠に…。

「家事」をしなくなったらわたしは終わりなんだろうな、とも思う。

ぐっすり眠ったものだから、家事のあれもこれもしようと思った朝だったが…。

きょうも暑くてあまりはかどらなかった。

まあいいや…。

この自由な感じがいい。

 

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