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メマトイの寄生虫

猫のこと・犬のこと

 ももちゃんとみのちゃんに、午後の散歩に一緒に行こうと誘われた。

晩ごはんに豆ごはんを作る予定だし忙しいんだよね…と言うと、えんどう豆のさやから出すのを手伝ってくれた。

ファーマーズマーケット隣接の農業公園に行くというので、それだったら!と喜んで同行する。

でも4時の閉店前だったので品数も少なく、サッと買い物をすませて公園に向かった。

 ぶどう畑のある広い農業公園は、前回来た時よりも春がグンと進んでいた。

あちこちにタンポポが咲く丘の上は、アルプスの少女ハイジが「わ~!」と走り回る景色だ。

よーく見るとつくしも生えているではないか。かわいいな。

桜の木は風に花びらをちらし、ところどころ緑の葉が芽吹いている。

ハイジだけでなく、豆柴ももちゃんにも、そんな景色がよく似合う。

暑くもなく、寒くもなく、快適だ。

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 それにしても、目の前をプンプン飛び回るメマトイよ!

目の中に入ろうと、目をつついてくる。

あっ!目の中に入った!いやだ!!

 昨年の秋、ももちゃんは、このメマトイ(ハエのちっちゃいやつ)にやられたのだった。

いや、正確に言うとメマトイの寄生虫にやられた。

ももちゃんの右の目から目ヤニが出るので、病院で診てもらったところ、「東洋眼虫」という寄生虫がいたのだ!

その寄生虫は、まずメマトイ(ハエのちっちゃいの)に寄生する。

そして、メマトイが人や犬猫などの目の中の涙や目ヤニをなめる習性を利用するのだ。

メマトイを媒介者にして、最終目的地は動物の目の中なのだ!おそろしい。

ももちゃんの目の中に寄生して増殖するつもりであった。

1~2センチほどの!糸のような寄生虫を、先生がピンセットで3匹捕まえた。

でも、眼球の裏に隠れてしまうやつは取れないので、点眼薬でやっつける、巣を洗い流す。

発見出来たら捕まえる。

 ももちゃんは「お目目がかゆいよう!」とかわいそうであった。

1ヶ月くらいで完治しただろうか。

 そこの動物病院の先生が「初めて診た」らしいので、そんなに頻繫にあることではないみたいだが、メマトイを手で払ったりできない幼児や老人は、気を付けないといけないらしい。

それにしてもよ、1~2センチって、けっこうな大きさよね!

そんなのが目の中にうようよいるだなんて!ほんとうにおそろしい。

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